過去の一例を挙げれば、前評判の高い外国馬は意外とあっさりと負けている。
コンデュイットやデインドリームなど最後の直線では海外で見せていたような力を発揮できていなかった。
1つの理由としては、東京コースの高速馬場が挙げられると思う。その他ではやっぱ状態面か。
逆に、前評判が低くても好走している外国馬もいる訳で、そのあたりをどう紐解いていけばいいかを自分なりにでも咀嚼は必要だろう。
2014年の登録している外国馬は3頭。
・アイヴァンホウ
・アップウィズザバーズ
・トレーディングレザー
1頭ずつ見ていこうと思う。
[アイヴァンホウ(牡4)]
ドイツ生まれ
通算成績9戦5勝
(競走成績画像:クリックで拡大)

速い時計勝負の経験は凱旋門賞(G1)だけかなって感じで、18着と大きく負けている。
重馬場や時計が掛かる芝の状態だと力を発揮できそうな感じを受ける。
今回は長距離輸送という初めての経験も加わるだけに、多少の割引をして考えるのが妥当に思われる。
[アップウィズザバーズ(牡4)]
カナダ生まれ
通算成績14戦7勝
(競走成績画像:クリックで拡大)

競走成績を見る限り、G1級のレベルに達しているか疑問が残る。
まだまだ成長期なのかも知れないが、今年の日本馬のレベルを考えると多少割引をしてみていいだろう。
ただ、カナダは時計が速いコースと見受けられ、東京コースの馬場は問題なくこなすのではないだろうか。
[トレーディングレザー(牡4)]
アイルランド生まれ
通算成績15戦4勝
(競走成績画像:クリックで拡大)

勝鞍こそ少ないが、安定感がある印象を受ける。
1昨年の「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」では速い時計の決着で2着を確保しているが、勝馬からは5馬身離されている。
それ以外は時計を要する馬場(もしくは展開)でのレースが続いている。
アイヴァンホウと共に天気が崩れた時には狙ってみたい。
と3頭の競走成績から、ジャパンカップへの適性面について推測をしてみた。
現状の成績から考えるのであれば、アイヴァンホウが最優位であるが、馬場適性面で不安がある。
それは、トレーディングレザーにも同様なことが言える。
アップウィズザバーズに関しては、力量面で少し足りない面があると思われる。
とそんな感じの印象を受けた。
正直今年のジャパンカップは日本馬中心に考えても問題はないように思える。
みなさんは外国馬の扱いをどのように考えていますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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