思い返せば、エルコンドルパサーのデビュー戦は1997年。
ダートの1600m戦に出走したエルコンドルは、寝ぼけていたのか知らないが、ダッシュがつかず最後方からのスタート。
普通の馬ならそのまま最後方っていうケースも多いだろうが、エルコンドルは全然ものが違った。
直線向いてもまだ最後方ながら、エンジンが掛かってからはムチをつかわれることなく、2着に7馬身差をつける圧勝劇を演じた。
やはり強い馬が強い競馬をすると、一瞬にして魅了されてしまう。
東京メインレースに集った16頭のメンバー達にも力強い競馬を見せてもらいたいと思う。
力の拮抗したメンバー達がどのようなレースをするのか、まずは調教から状態を探っていこう。
<10月13日(月)エルコンドルパサーメモリアルの調教展望>
枠順 | 馬名 | 日 | コース | 馬場 | 調教時計 | 動き | |
1枠 | 1番 | メイショウマシュウ | 10/9 | 栗B | 良 | 83.8 - 68.2 - 52.5 - 38.5 - 11.4 | 一杯 |
1枠 | 2番 | エーシンビートロン | 10/9 | 栗坂 | 良 | 50.9 - 37.2 - 25.2 - 13.1 | 一杯 |
2枠 | 3番 | カネトシイナーシャ | 10/9 | 栗坂 | 良 | 52.3 - 38.3 - 25.0 - 12.8 | 一杯 |
2枠 | 4番 | サマリーズ | 10/9 | DP | 良 | 62.9 - 48.8 - 35.5 - 11.7 | 一杯 |
3枠 | 5番 | サクラレグナム | 10/9 | 北C | 良 | 81.0 - 64.2 - 49.2 - 36.7 - 12.6 | 一杯 |
3枠 | 6番 | アドマイヤサガス | 10/9 | 栗坂 | 良 | 50.6 - 36.6 - 24.1 - 12.4 | 強め |
4枠 | 7番 | タールタン | 10/9 | 栗坂 | 良 | 52.4 - 38.2 - 24.7 - 12.1 | 強め |
4枠 | 8番 | フィールドシャイン | 10/9 | 栗坂 | 良 | 55.0 - 39.3 - 25.4 - 12.7 | 一杯 |
5枠 | 9番 | アスコットシチー | 10/9 | 栗坂 | 良 | 53.3 - 38.4 - 24.6 - 12.4 | 強め |
5枠 | 10番 | ネオザウイナー | 10/10 | 栗坂 | 重 | 55.0 - 40.0 - 26.1 - 12.8 | 仕掛 |
6枠 | 11番 | ホクセツキングオー | 10/9 | 栗坂 | 良 | 55.5 - 40.2 - 25.8 - 12.6 | 馬也 |
6枠 | 12番 | ワイドバッハ | 10/9 | 栗坂 | 良 | 54.2 - 39.2 - 25.2 - 12.6 | 強め |
7枠 | 13番 | シセイオウジ | 10/9 | 南W | 良 | 69.6 - 54.5 - 40.0 - 13.5 | 馬也 |
7枠 | 14番 | キクノストーム | 10/9 | 栗坂 | 良 | 54.6 - 39.2 - 25.0 - 12.1 | 一杯 |
8枠 | 15番 | ゴールスキー | 10/9 | 栗坂 | 良 | 53.9 - 39.3 - 25.0 - 12.4 | 一杯 |
8枠 | 16番 | モグモグパクパク | 10/9 | 南W | 良 | 66.9 - 50.9 - 37.7 - 12.9 | 馬也 |
【◎ピックアップ!】
(3枠6番:アドマイヤサガス)
前走は地方戦を使われての参戦。
調教は相変わらず動いていて、今週は坂路で50秒台を叩きだしてきた。
ラスト1Fも12.4秒と申し分なし。
出走メンバーはレベルの高いところが揃ったが、状態の良さを活かしたいところだ。
(4枠7番:タールタン)
約4ヵ月振りのレースとなるが、中間の乗り込み量に不足はなし。
坂路コースでずっと馬なり調整をされてきたが、今週のみ直線強めに追われてくる。
レースに向けての反応を確かめるに値し、ラスト1Fは12.1秒と健在をアピール。
初戦から力を発揮できる態勢にあるだろう。
このメンバーに入ってどこまでやれるか、注目の1頭。
(8枠16番:モグモグパクパク)
前走は初ダートながら、新潟競馬場で直線で強烈な追い込みを見せて強烈なインパクトを放った。
2戦目となる今回はどのような位置取りの競馬になるか難しいところだろうが、
調教の内容を見る限り、状態は引き続き良さそうだ。
南Wコースで5F66秒台を馬なりで計時し、柔軟性を感じる調整内容だ。
一気にメンバーは強化されるが、不安よりも期待が勝る1頭だろう。
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