特に重賞で圧倒的な1番人気を背負っていた
・ユニコーンS(G3)のアジアエクスプレス
・函館スプリントS(G3)のストレイトガール
この2頭は、多くの人が圧倒的な強さを見せつけて勝つと思っていたのではないだろうか。
ちょっとこの両重賞について、振り返っておきたい。
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■ 函館スプリントS(G3)の振り返り
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(レース映像)
(レース結果)
1着 3枠3番:ガルボ(8番人気)
2着 6枠10番:ローブティサージュ(6番人気)
3着 6枠9番:クリスマス(4番人気)
・
・
11着 2枠2番:ストレイトガール(1番人気)
という結果になった。
レース映像を見て貰えば分かると思うけど、
ストレイトガールは直線に向いて、行き場がなく、そして躓いてしまう。
全くと言っていい程、レースをしていない。
これが競馬だと言ってしまえばそれまでだけど、
ちょっと残念な結果だったと個人的には思う。
秋に備えて、暑い夏をしっかりと休んで欲しいと思う。
後、もう1頭不運な馬がいたね。
それは3番人気の4枠5番のスマートオリオン。
武豊鞍上ということもあり、期待も大きかったのではないか。
この馬も直線進路が開くことなく、そして、追うこともなくゴール板を通過した。
まったく実力を発揮できずに終わった。
ストレイトガールとスマートオリオンの2頭は、実力がある馬だけに、
今回の敗戦で次走人気を落とすようであれば、狙い目だ。
それまでしっかりと覚えておこう。
それにしても、こういったレースがあるんだね~、
と改めて不思議に思ってしまう・・・。
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■ ユニコーンS(G3)の振り返り
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函館スプリントS(G3)に続いて、次はユニコーンS(G3)を見ていこう。
(レース映像)
(レース結果)
1着 6枠11番:レッドアルヴィス(3番人気)
2着 8枠15番:コーリンベリー(4番人気)
3着 2枠4番:バンズーム(7番人気)
・
・
12着 1枠2番:アジアエクスプレス(1番人気)
という結果になって、あまりにもあっさり大差で負けてしまうアジアエクスプレスには驚いた。
直線は入るまでに
「あれっ?、手応え悪くない?」
なんて単勝1.3倍の馬を疑いたくもなかった。
何の疑いもなくアジアエクスプレスを軸に馬券を買っていたのだけれど、
改めて競馬に100%はないということを実感した。
しかし、そもそもだけど、自分の予想段階を振り返るとちゃんと検討をしていなかった。
「G1馬だし、ここでは負けられないだろう!」
そんな思い込みがアジアエクスプレスを不動の軸としていた。
結果だけを見れば、アジアエクスプレスは
”2歳の時からあまり成長していないのではないか?”
と見ることもできる。
それに、500万クラスを勝利したダートでの勝ち時計は1分37秒9と、
2歳の時点では好時計だけど、3歳のこの時期になれば威張れる時計でもない。
個人的な予想に対しては、ちゃんと検討をしていなかっただけのこと。
勝ったレッドアルヴィスに関しては、前走はレコード決着のレースに出走して検討していたし、
それに叩き2走目という上積みもあった。
レッドアルヴィスにとっては、この走破時計(1分36秒0)で走ることくらい容易だったのではないか。
逆にアジアエクスプレスに関しては、走破時計は勝ち馬から1秒7も離されてのゴール。
砂をまともに被ってレースをしたことがないと言っても、
これだけ負けていたら、次は手を出しにくい。
恐らく、次は秋まで休養した後、芝のレースを使ってくる可能性が高いと思われるが、
”成長度”という点を見るとやっぱり買い辛いよね。
朝日杯(G1)を勝っているけど、メンバーが弱くて、時計も遅いだけにその点も気になるところ。
競馬に100%ということはない。
こうやって実感して、活かしていくことが、次の大きなレースを的中させることができる大きなキーになると思っている。
今週は宝塚記念(G1)。
先入観や決めつけをしないように、しっかりと予想をしていこう!
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