まだ安田記念の激闘の映像が頭の中に鮮明に残っている状態だけど、毎週毎週、競馬は待ってくれない。
新しく勝ち上がる馬が必ずいて、小さなドラマを作り上げられている。
このエプソムCに関して、ここで勝った馬は意外と成長を見せているように思う。
それに、この時季の開催で毎年馬場は傷み気味だし、力がないともちろん勝てないし。
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■ 東京1800mの芝のレースで活躍している種牡馬って?
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そういった諸処のことを加味していくと、
やはり役立つデータってのは、種牡馬データに限ると思う。
さっそく、以下の条件でデータを算出してみた。
(最低出走回数は5回以上を対象としている)
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<条件>
・東京芝1800mでオープンクラス以上のレースが対象
・2011年~の3年強の期間
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<データ結果>

そして、その種牡馬データの”複勝率”に着目して欲しい。
【1位:ダイワメジャー産駒】
・複勝率 60%
3年強の期間で出走頭数は5頭しかいないけど、
その安定感たるや抜群。
今年は、ゴールデンナンバーが登録している。要注目だ!
【2位:ハーツクライ産駒】
・複勝率 55.6%
今年は、オークス、ダービー、安田記念と3週連続でG1勝ち馬を出しているもっとも旬な種牡馬。
自身は、晩成タイプで長距離型だったけど、産駒は違うみたい。
母系の力をうまく引き出している証拠だろうね。
今年は、マジェスティハーツが登録している。これまた要注目!
【3位:フジキセキ産駒】
・複勝率 47.1%
今年はイスラボニータで注目を集めているフジキセキ産駒。
やはり距離は1800mくらいで一番強さを発揮するのかも。
今年は、タマモベストプレイとタムロスカイの2頭が登録している。
と上位3位までを挙げてみた。
距離や競馬場、そしてグレード(クラス)に応じて、種牡馬のデータは大きく異なる。
何でもかんでもディープインパクト産駒から買っていてはダメだってこと。
だけど、6位のディープインパクトまで複勝率は30%を超えていて、
東京芝1800mを得意としている種牡馬が多いってことが注目だね。
近走の成績が良い馬がどうしても人気になって注目を集めるけど、
こういった側面から見てみると、色んな馬から狙うことができるね。
個人的には、人気するのは分かってるけど、
マジェスティハーツに注目をしている。
ここをしっかりと勝って、ドンドン強くなって行って欲しい。
そして、同世代のキズナやエピファネイアに挑戦状を叩きつけて欲しいね。
乗り代わりの横山典弘にも注目だね。
そんなこんなで楽しみな1戦だ。
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