不良馬場で精神力が問われる勝負となった第64回安田記念(G1)。

勝ったのはやはり世界一強い馬、ジャスタウェイだ。

最終的なオッズは1.7倍と不良馬場の中でも絶大な信頼を得ての勝利。


レースを観ていた人の目にはどう映ったかは分からないけど、

ハナ差とギリギリの勝利だったけど、厳しい進路を通って差し切った勝利だけに並の馬では実現不可能なレベル。

結果的にジャスタウェイの驚異的な精神力を見ることが出来た訳だけど、

終始ジャスタウェイの進路を塞ぎながらレースを進めた三浦皇成鞍上のグランプリボスも褒め称えるべきだろう。


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■ レースを振り返る
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(レース映像)


(レース結果)
1着 5枠10番:ジャスタウェイ 1分36秒8
2着 6枠12番:グランプリボス ハナ
3着 6枠11番:ショウナンマイティ 3馬身

⇒ レース結果詳細はここをクリック

2着のグランプリボスは16番人気と荒れたね~。

個人的にはジャスタウェイから3連複で50点も買っていたのに、グランプリボスは買っていなかったから大外れ(T_T)。

競馬の難しさをまた知ったレースだった。

3着のショウナンマイティも切れ味勝負の馬なのに、不良馬場でも隙間を縫うように伸びてきた姿には復調を覚えた。


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■ ラップタイムから見る安田記念
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別の視点からも振り返って見ようと思う。

レースのラップタイムに着目してみた。。

以下の表を見て欲しい。

(安田記念のラップライム)
200m 400m 600m 800m 1000m 1200m 1400m 1600m
12.3 11.1 11.7 12.0 12.0 11.8 12.1 13.8


走破時計はやっぱ不良馬場だけに1分36秒8とめちゃめちゃ遅いね。

しかし、不良馬場にも拘わらず、

前半3Fは35.1秒と良馬場時の平均ペース。

1000m通過タイムも59.1秒と良馬場時の平均ペース。

単純に不良馬場ということを加味すれば、かなりのハイペースだったということが言えるだろう。

逃げたミッキーアイルが16着に沈んでいることを見ても納得がいく。

1~3着の上位馬は中団より後ろに構えていた馬だけに、結果的にはペースも味方した格好だ。


そして、最後の1Fは13.8秒とかなり時計が掛かっている。

ハイペースを追走して、もう疲れ切っている中、最後は精神力勝負となったことが分かる。


ジャスタウェイは直線では馬場の外目に出せず、かなり悪い場所を通らされる最悪の事態だった。

並の馬なら普通は伸びては来れない。

だけど、ジャスタウェイは諦めなかった・・・。


最後の直線ではジワジワ前との差を詰めていく。

しかし、先に抜け出したグランプリボスを捉えるのは少し苦しい位置取りだった。

けれどゴール手前、最後の最後、ジャスタウェイは猛烈な底力を見せた。

一瞬翼が生えたからのような伸びを見せてハナ差交わし去った。

これが世界一の強さだ! と言わんばかりの姿だった。


『世界一強い馬』

というのは、世界一強い精神力を持った馬なのかも知れない。

昨年の有馬記念で最強馬のオルフェーヴルが引退してしまったけど、

すぐさま、こんな英雄が現れてくれて嬉しかった。

これからもドンドン競馬を盛り上げて欲しい。


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■ 馬は過去の出来事を知っている?
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最後に、ちょっと感じたことがある。

それは、2、3着に入った馬たちの共通点。

グランプリボスにしろ、ショウナンマイティにしろ、

今年出走したレースでは全然成績が奮っていなかった。

だから、当然レースでは人気がなかった。


だけど、安田記念というG1レースで復活したね。


「なんでメンバーがより強くなるG1で好走できたんだろう?」

と考えていたら、2頭には共通点があった。


それは・・・

『過去の安田記念で好走をしていた』

ということだ。


3着のショウナンマイティは昨年の安田記念2着。

2着のグランプリボスは一昨年の安田記念2着。


馬はちゃんと知っているんだね、自分が好走したレースのことを。

今年のヴィクトリアマイルで1着になったヴィルシーナにも同じことが言える。


そう考えると、これって重要なファクターであると言える。


正直、安田記念は不良馬場だってこともあり、何を優先順位にして予想を組み立てればいいか悩んだ部分も多かった。

馬券は外して、高い勉強代を払うことになったけど、

こうやって新しいファクター材料を貰い受けることができて、ある意味感謝。


きっと、宝塚記念あたりでこのファクターが活きてくるのではないかと思ってる。


最後に改めて、

「最強のパフォーマンスをありがとう、ジャスタウェイ」

無事に宝塚記念に駒を進めてくれることを願いたい。

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