G1とか大きなレースの時には必ず発表されており、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準で、これを明確に数値化したもの。
2014年のオークス(G1)を占うにあたり、レーティング指数が参考になるのか、調べてみたいと思う。
過去のオークスの上位に来た馬はどれくらいのレーティング指数だったのか、過去3年分のデータを参考に見てみよう。
≪2013年:オークス1~3着馬≫
馬名 | 着順 | レーティング | 該当レース |
メイショウマンボ | 1 | 106 | フィリーズレビュー1着 |
エバーブロッサム | 2 | 103 | フローラS2着 |
デニムアンドルビー | 3 | 105 | フローラS1着 |
2013年で最高のレーティングは、桜花賞1着馬のアユサン(4着)が110という指数だった。
次いで桜花賞2着のレッドオーヴァル(17着)が109と続いていた。
≪2012年:オークス1~3着馬≫
馬名 | 着順 | レーティング | 該当レース |
ジェンティルドンナ | 1 | 110 | 桜花賞1着 |
ヴィルシーナ | 2 | 109 | 桜花賞2着 |
アイスフォーリス | 3 | 100 | フローラS2着 |
2012年で最高のレーティングは、桜花賞1着馬のジェンティルドンナ(1着)が110という指数だった。
次いで桜花賞2着のヴィルシーナ(2着)が109と続いていた。
この年はレーティング上位がそのまま上位の着順になっている。
≪2011年:オークス1~3着馬≫
馬名 | 着順 | レーティング | 該当レース |
エリンコート | 1 | 100 | 忘れな草賞1着 |
ピュアブリーゼ | 2 | 101 | フローラS3着 |
ホエールキャプチャ | 3 | 108 | 桜花賞2着 |
2011年で最高のレーティングは、桜花賞1着馬のマルセリーナ(4着)が110という指数だった。
次いで桜花賞2着のホエールキャプチャ(3着)が108と続いていた。
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■ 2014年のレーティング指数
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2014年のレーティング指数はこちらをクリックして見て欲しい
(JRAのページにリンクします。)
⇒ 2014年オークス(G1)のレーティング指数
2014年で最高のレーティングは、桜花賞1着のハープスターで113という指数。
過去3年と比べて最高値の指数が高いから、やっぱりハープスターは1枚抜けている存在と言っても良いかも。
次いで、桜花賞3着馬のヌーヴォレコルトが110という指数で続いている。
レーティング指数だけを見ると、今年は桜花賞のレースレベルが高かったと判断できる。
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■ レーティング指数を見て思ったこと
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はっきり言って、オークスに関してはレーティング指数はあまり関係ないと言えるのではないか。
まだまだキャリアが形成されていないし、成長途上の段階だけに現状の力関係は計れないというのが適当だろう。
それに、距離が一気に延びて2400mという距離になる。
だから血統的な側面が大きなウェイトを占めると推定できるし・・・。
調べたことがそのまま役に立つとは限らないけど、
調べることに意義があると思って、まだまだ別の観点からオークスのデータを集めていこうと思う。
良かったら参考にしてね~。
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