今年のヴィクトリアマイルの登録馬の中で、出走予定の以下の7頭には共通点がある。
・ウリウリ
・エバーブロッサム
・キャトルフィーユ
・スマートレイアー
・デニムアンドルビー
・ラキシス
・ヴィルシーナ
それは、『ディープインパクト産駒』という共通点。
今年はすごいね、ディープ祭りになりそうな予感を覚える。
昨年覇者のヴィルシーナ筆頭に、前走の阪神牝馬S(G2)を出遅れながらも快勝したスマートレイアー。
先行して図太いキャトルフィーユ、切れ味鋭いウリウリなど脚質も多彩だし、
早速データを見てみたいと思う。
ヴィクトリアマイルに登録している出走馬の種牡馬について、以下の条件でデータを抽出してみた。
≪2009年~現在までの東京1600mの種牡馬成績(全世代年齢)≫

自分はいつも馬券を買うときは3連複で購入しているので、いつも複勝率に着目している。
やはりというか、複勝率はディープインパクトがトップ。
続いてキングカメハメハ、そしてダイワメジャーとそこまで大きく差を開けている訳ではないけど、
ディープが強さを誇示していることには変わりない。
「今年は7頭も出走予定だし、ディープインパクト産駒で決まりだろうな~。」
なんてこのデータを見た時は思った。
でも、ふっと
「ディープインパクト産駒って古馬になってからはどうなんだろう?」
そんなことが頭をよぎった。
確かに、ヴィクトリアマイルは4歳以上のレース。
となると、先ほどの条件では全世代年齢でのデータだったけど、今回は4歳以上ということで抽出し直してみた。
≪2009年~現在までの東京1600mの種牡馬成績(4歳以上)≫

結果を見て
「およよ!?」
ちょっと驚いた。
ディープインパクト産駒の「複勝率」が5位まで後退している。
代わりに浮上しているのは
1位 ダイワメジャー産駒(複勝率:42.9%)
2位 タニノギムレット産駒(複勝率:31.3%)
3位 クロフネ産駒(複勝率:28.0%)
の3頭の種牡馬。
ダイワメジャー産駒の複勝率は42.9%と4割を超えて来て、成長力の高さが窺える。
他にもタニノギムレット、クロフネ産駒はの成長力にも思わず賭けたくなってしまう・・・。
この3頭の種牡馬について、登録馬内で出走が叶いそうな馬だけピックアップすると、
【ダイワメジャー産駒】
・エクセラントカーブ
・ゴールデンナンバー
【タニノギムレット産駒】
ミッドサマーフェアが登録しているが、今回は出られそうにない。
【クロフネ産駒】
・クロフネサプライズ
・ホエールキャプチャ
と、ダイワメジャー産駒2頭、クロフネ産駒2頭と4頭の馬がデータ面から台頭してきた。
100%データを信頼することはできないけど、
少なからず言えることは、今年のヴィクトリアマイルは、ディープインパクト産駒のお祭り状態にはならないのではないか、
そう思っている。
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