ゴール前は大混戦だったNHKマイルカップ(G1)を振り返りたいと思う。

(レース映像)



(レース結果)
1着:5枠10番 ミッキーアイル 1分33秒2
2着:1枠2番 タガノブルグ クビ
3着:1枠1番 キングズオブザサン ハナ
4着:2枠4番 ロサギガンティア クビ
5着:4枠7番 ホウライアキコ ハナ
6着:3枠5番 ショウナンアチーヴ クビ

6着までは0.1秒以内にひしめく大接戦のレースとなった。

ミッキーアイルは直線ではホウライアキコに早くから来られ、厳しい展開であったが、

なんとか凌いだという感じ。

盛り返す力はやっぱ現時点では3歳マイル王の証だろうと思う。


2着には17番人気のタガノブルグ、3着には12番人気のキングズオブザサンが入ったことで

3連複、3連単は大荒れとなった。


---------------
■ 振り返りたい3つの視点
---------------


今年のNHKマイルCを振り返るにあたり、次の3点に着目したいと思う。

それは、

 ①自分の予想の反省点
 ②レース後の騎手のコメント
 ③レースのレベル


という視点。

この3点を振り返ることにより、今のこのマイル路線の3歳馬の実力がどれくらいなものか分かるような気がするから。


-------------
 ①自分の予想の反省点
-------------


(戦前のNHKマイルCの予想はこちらをクリック)
⇒ 【予想】最後の直線は ロサ vs ミッキーの勝負!?

まずは、自分の戦前の予想についてだけど、

ミッキーアイルとロサギガンティアの2頭軸で予想。

ロサギガンティアが惜しくも4着だった為、予想は当たらなかった。

ロサギガンティアが3着だったら、2着の17番人気のタガノブルグを押さえていたから的中してたのにぃ、と悔しい結果だった。


個人的な予想の反省点は、3着だったキングズオブササンの押さえていなかったこと。

結果的には、マイルで良い競馬をしているだけに、2000mはちょっと長かったのかなってことになる。

今まで2000mを中心に使われていた馬だけに、ここら辺は血統的な要素を読み解かないといけないのかなって思った。

母のスティンガーは2歳女王であり、京王杯スプリングC(G2)を2勝している馬だけに、

大舞台で見せる底力はやっぱり受け継いでいたんだなぁと思う。

やはり3歳戦はまだまだ成長途上だけに、血統的な要因は必ず含めて予想しないといけないって実感した。


---------------
 ②レース後の騎手のコメント
---------------


1着:ミッキーアイル
(浜中J)「珍しくゲートで落ち着きがなくて、いつもほどは出ませんでした。
今日は馬の走りたいように走らせた。結果を出すことが出来てよかったです。
最後は後ろから迫られているのは分かっていたので、残ってくれと祈りました。」

2着:タガノブルグ
(三浦J)「乗りやすくて、3~4角も空いた所をうまく上がっていくことが
できた。あとちょっとだったけど・・・」

3着:キングズオブザサン
(蛯名J)「直線で寄られなければね。ゴールを過ぎたところでは変わって
いましたから。1回引っ張ったのが痛かった。でも、マイルで味がでましたね。
東京も合っている。」

4着:ロサギガンティア
(柴田J)「良い感じで来たけど、最後は同じ脚色になってしまいましたね。
でも、やはり走る馬です。まだ成長の余地もありますよ。」

5着:ホウライアキコ
(和田J)「一瞬夢を見た。今日は行き脚がついたし、ペースも楽だった。
初めての左回りでコーナーは少しぎこちなかったけどね。
入れ込みもマシになってきましたよ。」

6着:ショウナンアチーヴ
(戸崎J)「ゲートも上手に出たし、流れにも乗れた。最後はもう少し
伸びてもいいんだけど・・・。」


という上位の馬たちのジョッキーのコメント。

3着の蛯名Jは本当に悔しそうだね。でも、キングズオブザサンが今後一番期待が持てそうな感じがした。

勝ったミッキーアイルもこれからもその勝負根性を発揮するレースをしてほしいね。


-----------
 ③レースのレベル
-----------


次は、タイムの面を見てみようと思う。

過去10年の間で比較をしてみようと思う。

<過去10年のタイム>
・2004年(良):1分32秒5 キングカメハメハ
・2005年(良):1分33秒6 ラインクラフト
・2006年(良):1分33秒2 ロジック
・2007年(稍):1分34秒3 ピンクカメオ
・2008年(稍):1分34秒2 ディープスカイ
・2009年(良):1分32秒4 ジョーカプチーノ
・2010年(良):1分31秒4 ダノンシャンティ
・2011年(良):1分32秒2 グランプリボス
・2012年(良):1分34秒5 カレンブラックヒル
・2013年(良):1分32秒7 マイネルホウホウ
2014年(良):1分33秒2 ミッキーアイル

2007年と8年は稍重開催だけに比較の対象ではないけど、参考までに。


個人的な感想を言わせて貰えば、今年のミッキーアイルの走破時計はちょっとガッカリする時計だった。

恐らく求められているレベルからすれば、この時計でしか走れなかったことに非常に不満な人も多い事だろう。

安田記念に使うかもしれないと調教師は言ってるけど、ミッキーアイルが出ても、まったく勝負にならないと思う。

今年の3歳のマイル路線はレベルが低いから勝てただけで、1分32秒前半で駆け抜けて欲しかった。


通過ハロンタイムも

12.0 - 11.0 - 11.6 - 12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.5 - 12.0

と前半3Fは34秒6と今の東京では平均ペース。

これが内側の馬場が少し荒れてきた状態の時計だったら、スゴイ価値があるんだけど、全然真逆。

芝はとてもいい状態で、速い時計の決着ができる状態。

ラスト3Fは34秒8とこれまた水準だし、特段強調するところもなし。


4着だったロサギガンティアはラスト3F33秒2だけに、ミッキーアイルには34秒0くらいで上がって欲しかった。

そうしたら、5馬身程突き放しての勝利だし、文句なかったんだけどね。

期待の大きい馬だから、そんな幻想すら描いてしまう。


5連勝という連勝記録はすごいけど、なんだかカレンブラックヒルと被って見えるところがちょっと不安な点。

これからの成長がどれくらいあるのかは分からないけど、

個人的には、第2のサイレンススズカみたいになって欲しいなぁ~、なんて思う。


秋までしっかり休ませて成長を促してほしいと思う。

引き続き、注目していきたい1頭であることには変わりない。

【振り返り】またまた「○○○○」で万馬券を取り逃す(T_T)。「5月10日(土)東京10R 緑風S」

【予想】逃げ馬不在の前残り展開と読む!『東京12R ダート1600mの3連複勝負【自信度○】』

comment iconコメント 数 0

コメントの投稿