目標とはちょっとまた違う。
目標は何かを達成するための指針や方針だとすると、
「志」というのは『生き様』そのもののような気がする。
この男にとって、もはやリーディングを取ることや勝利数などはもはや単なる通過点に過ぎない感じがする。
目指しているところがまた別次元のところにあるような感じを受ける。
男の名は
『川田 将雅』
2014年4月の最終週を終えた時点で45勝と2位の岩田に1勝差と僅差ながらにリーディングを突っ走っている。
だけど、他の騎手と比べて、
「勝率」、「連対率」、「複勝率」
が圧倒的に高い。
ちなみに4月最終週での川田の総騎乗回数193回に比べて2位の岩田は335回、3位の戸崎は315回と総騎乗回数が圧倒的に川田の方が少ないのだ。
言い換えれば、それだけ勝率が高いということだ。
-------------------------
■ 勝ち切ることに重きを置いているというか・・・
-------------------------
今年の川田を象徴するかのような内容の対談がある。
競馬ラボというサイトの安藤勝巳との対談だ。
ハープスターやトゥザワールドのことなど、前半は興味深い内容で話で進んでいくんだけど、
最後のまとめの部分では、川田の騎乗に対する考えを垣間見ることができる。
(競馬ラボのサイトへリンクします。)
⇒ 川田 将雅× 安藤 勝巳 の対談スペシャルはこちらをクリック
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)ではハープスターで2着に敗れたが、
2着じゃ意味のないことを痛感したのだそうだ。
”勝ち切ること・・・”
この気持ちが誰よりも強いから今年はダントツの勝率を上げているのだろう。
そして、外国人ジョッキーにも負けないくらい魅せる騎乗をし続けて欲しいと思う。
そうすることによって、川田にはどんどん良い馬が巡ってくる。
宝塚記念の出走に向けて、川田にジェンティルドンナの騎乗依頼が舞い込んだのも、必然的な流れとも思える。
川田 将雅、すごい男だ。
コメントの投稿