このコラムシリーズでは、より深く競馬に関わるために、

少しでも馬のことを知って、より馬の気持ちを理解しようというのが趣旨。


"競馬"ってくくりで見ると、単なるギャンブルという娯楽になってしまうのかも知れないけど、

"生き物"だという見方をすれば、急に親近感が涌いてくる。



それにしても、この冬は異常気象と言っていい状態が続いている。

毎日「さみぃ~、さみぃ~」言いながら生活してる人が多いと思うけど、

馬は冬に強い動物だって言われてるから、寒いくらいが気持ちいいのかな。

とか思うんだけど、競馬場に行けば、冬毛が出てる馬がいるし、実は寒さが苦手な馬もいるんだろうね。

人間といっしょだね。

寒さに強い人もいれば、寒さに弱い人もいる。


そして、もう1つの人と馬の共通点があるとすれば、

「乾燥」

ということではないか。

自分の場合は、冬場はすぐに肌が乾燥してしまうから、毎日お腹や背中をボリボリ掻いてしまう。

そして、掻きすぎて血が出ちゃうんだよね。

分かってるんだけど、痒いから掻いちゃうんだよね。


馬の場合は、どうなんだろうか?

人間みたいな器用な手がある訳ではないから、自分で掻くことはできないだろうけど、

そもそも馬も乾燥とかするのだろうか。


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■ 馬だって乾燥する
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冬の寒い時期には、調教後に馬体を手入れした際に、

「大砲(たいほう)」と呼ばれる温風ヒーターで洗った後の馬体を乾かすのだそうだ。

この「大砲」はとても強力で、湿度の低い時期には馬体は乾燥してしまうのだ。

そうなると、馬の肢元(あしもと)の皮膚が乾燥することにより、あかぎれのような状態になってしまうのだそう。

この状態で、坂路やウッドチップコースを走行すると、乾燥したウッドチップが肢元の皮膚を刺激して、

そこから細菌が入り込んで感染してしまい、肢が腫れて熱をもってしまうことがある。

これは、細菌感染の病気の1種で

『フレグモーネ』

と呼ばれている。


よく、出走取り消しの理由で、

「フレグモーネ」

という文字を新聞で見かけることがあるだろうけど、

調教後に発症してしまったんだろうと推測できる。


馬にとっては、冬場には夏場よりもフレグモーネに罹ることが多く、この時期には特に注意が必要だということだ。


人馬ともども、"乾燥"には注意したいね。


----------- <フレグモーネ> -----------
皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患である。化膿を起こす細菌は、
外傷部位から侵入することが大半である。

馬では病勢のテンポは極めて早く、一夜のうちに馬の肢が腫れ上がる
ことも稀ではなく、激しい疼痛を伴う。早期発見、早期治療が肝心で
ある。
               (JRA:競馬用語辞典より抜粋)
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