競馬の予想を難しくしているファクター(要因)に

『調教』

というファクターがある。

調教の1番時計は、意外と条件馬が出していることも多い。

だからと言って、レースでは上位の着順に来るという訳でもない。

逆に、併せ馬で平気で遅れる馬もいる。

だけど、レースに行ったら激走する馬もいる。

ここは人間の計り知れないところかなって思う。

だけど、調教を積むということは、レースを迎えるにあたり、不可欠なものであろう。




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■ 馬によって追い切りのコースが違う
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競馬新聞などを見ると一目瞭然だけど、馬によって調教を行っているコースが異なる。

ある馬は「坂路」ばっかりで調教しているのに対し、

「坂路」と「コース」を併用して調教を行っている馬もいる。

馬の足元事情を考慮してのものであると思われるが、どういった配慮がされているのだろうか。


栗東トレーニングセンターのコースをちょっと見ていこうと思う。

 <坂路コース>
幅が7mで全長が1085mのコースで、最大勾配が4.5%、高低差がなんと32mもある。

幅は7mで、ウッドチップが敷き詰められたコースとなっている。

坂路コースで調教を行う利点としては、スピードを最大限に出さなくても、傾斜によって十分負荷を掛けることができ、後躯(こうく)を鍛えることができます。

また、足元の優しいウッドチップコースであることが挙げられ、栗東の調教コースの中で1番利用されている。


 <Cウッドコース(CW)>
1周が1800mあり、ウッドチップのコースであり、足元に優しいことにより、坂路コースの次に利用されている調教コースであるとされている。

調教コースには他に、芝やダートのコースなどもある。

実験として、蹄鉄に"荷重加速度測定装置"を取り付けて「蹄」にかかる力を比較すると、

【芝 > ウッドチップ > ダート】

となるそうだ。

しかし、芝とダートは着地直後に負荷が急速に掛かり、故障の原因となることが多い事からウッドチップコースが選ばれているのだそうだ。



 <ニューポリトラック馬場(DP)>
幅が14mで1周約2000mのコース。

グラニュー(海底ケーブルの廃材から銅線を抜き取ったもので、電線被覆材や化学繊維が含まれる)に硅砂と呼ばれる硬質の細かい砂を混合したものが敷き詰められているコース。

利点としては、天候の影響を受けにくく、安定した走行が可能であるところ。

(競馬新聞を意識して見て頂くと分かりやすいが)時計が出やすく、負荷が軽いという意見も多くあり、調教としては物足りないという意見も挙がってるのだそう。



その他のコースとして、

Aコースの障害専用コースや、B、Eコースのダート専用コース、Dコースの芝コースなどがある。

現在は、用途に応じてコースを選択して調教を行うことができるようになっている。

主流となっているのは足元に優しいウッドチップを敷き詰めたコースであるとういうことだ。


個人的に思うのは、馬優先で多くの馬が足元に優しい坂路やCWで調教されていることには好感を覚える。


調教の効果としては、

【スピード強化】
芝コース・ニューポリトラック馬場(DP)

【スタミナ・筋力強化】
ダートコース

【後躯の強化】
坂路コース


と一般的に分類されている。

一概に直近の調教内容がレースにすぐに反映されるということでもないだろうが、

厩舎によって調教スタイルというものが全然異なるので、

楽しみ方の1つとして、知っておくのは良い事だろう。


「無事之名馬(ぶじこれめいば)」

と言われているくらいだから、まずは無事で現役を終えて欲しいものだ。

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