12月25日(日)中山10R、芝2500m

有馬記念の調教展望

枠順 馬名 コース 馬場 調教時計 動き
1枠 1番 キタサンブラック 12/21 CW 霧のため計時不能 馬也
1枠 2番 ゴールドアクター 12/21 南W 81.4 - 65.1 - 50.3 - 37.9 - 12.4 強め
2枠 3番 ムスカテール 12/21 栗坂 54.4 - 39.5 - 25.8 - 13.0 強め
2枠 4番 ヤマカツエース 12/21 CW 霧のため計時不能 馬也
3枠 5番 サムソンズプライド 12/21 美P 64.8 - 50.0 - 35.8 - 12.0 馬也
3枠 6番 サウンズオブアース 12/21 CW 霧のため計時不能 強め
4枠 7番 マルターズアポジー 12/21 南W 66.0 - 51.3 - 37.0 - 12.6 一杯
4枠 8番 ミッキークイーン 12/21 CW 霧のため計時不能 馬也
5枠 9番 ヒットザターゲット 12/21 栗坂 53.1 - 38.3 - 25.0 - 12.5 一杯
5枠 10番 アドマイヤデウス 12/21 CW 霧のため計時不能 強め
6枠 11番 サトノダイヤモンド 12/21 CW 霧のため計時不能 強め
6枠 12番 サトノノブレス 12/21 CW 霧のため計時不能
7枠 13番 デニムアンドルビー 12/21 栗坂 53.4 - 38.8 - 25.3 - 12.7 馬也
7枠 14番 シュヴァルグラン 12/21 CW 霧のため計時不能 仕掛
8枠 15番 アルバート 12/22 南W 68.2 - 53.7 - 39.1 - 12.5 強め
8枠 16番 マリアライト 12/21 南W 69.1 - 53.1 - 39.5 - 13.4 仕掛
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【◎ピックアップ!】

(1枠2番:ゴールドアクター)
前走のジャパンカップ後、中3週のローテション。
激しいレースの疲れが懸念されるところだが、この馬にそんな兆候は見られない。
1週前の調教では南Wコースで65秒台の時計を一杯に追い切られており、余程ジャパンカップの結果が悔しかったのだろう。
今週の調教も南Wコースで6F81秒台の時計で追い切られており、ラスト1Fも併走馬にきっちり先着。反応も上々。
当日の馬体重が大きく減っていなければ、かなり良い状態での出走となると想定される。
昨年のグランプリホースだけに、どんなレースをするか楽しみな1頭。


(2枠4番:ヤマカツエース)
前走の金鯱賞快勝から中2週のローテーション。
プラス20キロの馬体重ながら、ヨーイドンの競馬で差し切ってみせた。
レース後も順調で、1週前の調教ではCWコースで速い時計で乗り込まれており完調に近い仕上がりだろう。
今週は霧の為、計時不良の調教内容だが、輸送もあるだけに軽めでも問題ないだろう。
ペースが遅くなるようであれば、チャンスもより大きくなるのではないだろうか。


(4枠8番:ミッキークイーン)
前走のエリザベス女王杯から中5週のローテーション。
外厩先できっちりと乗り込まれていることが前提となるが、栗東では1週前から時計を出し始めている。
そのCWコースでの調教内容が非常に良く、6F81秒台、ラスト1F11秒台と申し分ない動き。
今週は霧の為計時不良だが、大きな上積みがありそうだ。
今までも叩き2走目できっちりと変わっており、メンバーは強力だが力量的に侮れない1頭だろう。


(6枠11番:サトノダイヤモンド)
菊花賞快勝から中8週のローテーション。
一旦疲れを取ってからの立て直しということで、みっちりと乗り込まれてきた。
池江厩舎だけに馬の成長に合わせて調教をされている点も好感が持て、今回は今までよりも中間の時計が速い印象を受ける。
とにかく、今回はラスト1Fの時計も速く神戸新聞杯のような反応の鈍さも解消されているだろう。
いつもレースでは状態面が良さそうだったが、今回も違わずいい状態を維持しての出走が適いそうだ。
レベルの高い3歳代表として、どこまでやれるか非常に楽しみな1頭だ。


2016年の大一番、有馬記念を直前に迎えるにあたって、1頭の馬に焦点を当てて深く堀り下げてみたいと思う。

その馬の名前は「サトノダイヤモンド」。

今年の有馬記念はキタサンブラックとサトノダイヤモンドの2強対決のムードが漂っている。

どちらを軸にして馬券を買おうかと悩んでいる人も多いのではないだろうか。

だから、サトノダイヤモンドの方に焦点を当てて、どんな傾向が得られるかを調べてみようと思った。


サトノダイヤモンドは菊花賞を優勝して、初の古馬との対決となる。

3歳馬が通用するかどうかは、レースの展開や古馬のレベルを測る必要があるのだが、今回はここに絞ってみたいと思う。

それは、

「過去10年の菊花賞のレベルを比較して有馬記念に通用しそうかを見る」


というもの。


まずは2007年~2016年までの10年の間の菊花賞の勝馬のレベルを比較してみることにする。

ちなみに過去10年の菊花賞の勝馬たちは以下の通り

勝馬
2007年アサクサキングス
2008年オウケンブルースリ
2009年スリーロールス
2010年ビッグウィーク
2011年オルフェーヴル
2012年ゴールドシップ
2013年エピファネイア
2014年トーホウジャッカル
2015年キタサンブラック
2016年サトノダイヤモンド

比較すべき材料はTARGET frontierの補正値とする。

そうすると、順位は以下の通りとなった。

順位勝馬
1位オルフェーヴル2011年
2位エピファネイア2013年
3位サトノダイヤモンド2016年
4位トーホウジャッカル2014年
4位ゴールドシップ2012年
4位ビッグウィーク2010年
7位スリーロールス2009年
8位オウケンブルースリ2008年
8位アサクサキングス2007年
10位キタサンブラック2015年

という結果になり、サトノダイヤモンドは過去10年の菊花賞の勝馬達の中で見たら上から3番目。

そして、さらにこの勝馬達の有馬記念の出走着順を見てみたいと思う。

馬名有馬記念
着順
ペース
オルフェーヴル1着超スロー
エピファネイア不出走平均
サトノダイヤモンド
トーホウジャッカル不出走超スロー
ゴールドシップ1着平均
ビッグウィーク不出走スロー
スリーロールス競走中止平均
オウケンブルースリ不出走平均
アサクサキングス不出走平均
キタサンブラック3着スロー

過去10年で見ると、菊花賞の勝馬は4頭しか有馬記念に出走していない。

1頭は途中で競走中止になっているだけに参考外。

しかし、残りの3頭はともに好成績。

1着が2頭に3着が1頭と複勝率は100%の成績。

申し分ない成績だ。



推測するに、菊花賞馬が有馬記念に直行して出てきた場合は、中8週のローテーションが大きなプラス材料になっていると思われる。

成長期だけにレース後の疲れをしっかりと取って立て直しができることは、菊花賞の経験値を更に加算できる公算になるのだろう。

個人的には、3000mから2500mへの距離短縮も大きな好材料になると思っている。

後は、ペースをどう判断に活かしていくかというところだが、どんなペースになろうと菊花賞馬には有利だろう。

スローベースの時、ヨーイドンの競馬になったら当然斤量が2キロ軽い馬が有利になる。

平均ペースになった時はスタミナを要求されるが、菊花賞馬だけにスタミナ勝負はドンと来いと言ったところだろう。

芝の長距離だけに、ハイペースになることはおおよそ考えられない。


以上のことを要約すると、菊花賞馬にとって有馬記念はとても狙い易いレースと言えるのではないかと思う。

サトノダイヤモンドは過去10年の菊花賞勝馬の中で上から3番目であるし、馬の持っているポテンシャルは非常に高い。

それ以外のデータも後押し材料が多い。


”菊花賞馬と有馬記念”

という観点で見たら、難なくクリアだ。


後は、枠順確定後に調教をしっかりチェックしてから古馬との力関係の検討に時間を掛けてみたいと思う。

今年のジャパンカップはそれなりにレベルも高く、上位馬達はみな出走を表明しているだけに、ここが次なる鬼門だろう。


最後まで読んで頂きましてありがとうございました。