日曜日の東京のメインレースは中距離の国際レース「ジャパンカップ(G1)」。

今年は4頭の外国馬が参戦を表明し、それなりの実績を掲げてきた。

評価の仕方が難しため取捨選択をどうするかは、多少運に委ねないといけない部分はあるが予想をしていきたいと思う。


システマチック予想


自分の予想スタイルとしては、多くのファクターを駆使しての予想。

大きな概略でまとめてしまえば、「展開×状態×能力(ポテンシャル)」という3つの掛け合わせ。

この3つを評価して総合力の高い馬を軸にして馬券を購入していこうというスタイル。

ではまずは展開面から見ていこう。


■ 展開

出走メンバーを見る限り、これといった逃げ馬は見当たらない。

外国馬の14番イトウが逃げそうだという前評判だけに、逃げるのはイトウか。

どんなペースになるのかはまったくの予測不能。

イトウ自身、時計の速い芝の状態でのレース経験がないだけに、無理に飛ばしていくということはないだろうと思われる。

やや遅めのペースになると、仮定しておこう。

前日のレースの結果を見る限り時計は少し速い決着となっていて、馬場は荒れてきているけど速い時計に対応できる馬でないと厳しい感じは受ける。

全体の走破時計は2分24秒前後、ラスト1Fは34秒5くらいになるのではないかと推定して進めていきたいと思う。


■ 状態
続いては状態面。

G1レースだし、調教内容を見る限り、どの馬もしっかりと乗り込まれている。

その中でも状態面が良さそうだと感じた馬は、

・4番:ジャングルクルーズ
・6番:ラストインパクト
・10番:サウンズオブアース
・12番:ゴールドシップ
・15番:ショウナンパンドラ
・17番:アドマイヤデウス

の6頭。

その他の馬は調子が悪いということではなく、現状維持の平行線という意味で特に悪いと感じた馬はいない。

状態面から、どの馬も力を発揮できる状態にはあるだろうと思う。

ただ、上記6頭の馬は少し重み付けをしてプラス加算。


■ 能力(ポテンシャル)
続いては能力面。

外国馬については、評価不能。

個人的には

・2番:トリップトゥパリス
・8番:イラプト

の2頭を馬券対象に考えたいと思う。

それ以外の日本馬だと

・1番:ラブリーデイ
・12番:ゴールドシップ
・15番:ショウナンパンドラ

の3頭が能力は高いと思われる。

実績面から順当と言えば順当な結果だろう。


まとめ



後は、「展開×状態×能力(ポテンシャル)」と3つを掛け合わせると

・12番:ゴールドシップ
・1番:ラブリーデイ
・15番:ショウナンパンドラ
・10番:サウンズオブアース
・17番:アドマイヤデウス
・6番:ラストインパクト
  ・
  ・
  ・

という順番で総合的評価の結果になった。

後は、

・2番:トリップトゥパリス
・8番:イラプト

の2頭を追加して馬券を購入したいと思う

買い目は以下の通り

(3連複フォーメーション)
01, 12, 15 - 01, 10, 12, 15, 17 - 01, 02, 06, 08, 10, 12, 15, 17(37通り)


人気の11番ミッキークイーンは馬券の対象外になった。

やはり3歳牝馬ということで、今までの実績面から古馬最高峰との対戦には多少難しい面があると感じている。

target JVの基準タイムからジェンティルドンナとミッキークイーンを比較をすると、圧倒的にジェンティルドンナの方がレベルが高かった。

この点から見てもここは大きな鬼門になるだろうと思っている。


後はお騒がせな12番ゴールドシップの存在。

今回は評価が1番高い結果になったが、スタートをちゃんと出てくれないと話にならない。

尚且つ、レースでは4コーナーで先頭集団にいる位置取りでレースをしてくれないとダメだろうと思う。

この2つの条件をクリアできれば、得意ではない東京コースでも力を発揮できるのではないか。

個人的には、スタートが成功したら押してでも位置を取りに行って欲しいと思う。

今度は違った意味でファンを驚かせて欲しい。

ラブリーデイが崩れる時は、ゴールドシップが力を出し切った時ではないかと感じている。

それ以外に今のラブリーデイの充実ぶりに逆らう必要はないのかな。

レースまで非常に楽しみだ。


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。


11月29日(日)東京11R、芝2400m

ジャパンカップの調教展望


枠順 馬名 コース 馬場 調教時計 動き
1枠 1番 ラブリーデイ 11/26 CW - - 54.7 - 40.5 - 12.9 馬也
1枠 2番 トリップトゥパリス ※ 11/26 東芝 98.6 - 67.4 - 53.8 - 39.8 - 13.8 強め
2枠 3番 ワンアンドオンリー 11/26 栗坂 53.9 - 39.9 - 26.6 - 13.5 強め
2枠 4番 ジャングルクルーズ 11/25 美坂 58.2 - 42.3 - 27.4 - 13.7 馬也
3枠 5番 ペルーサ 11/25 美坂 57.8 - 42.4 - 27.9 - 13.9 馬也
3枠 6番 ラストインパクト 11/26 CW 84.0 - 68.1 - 52.6 - 38.2 - 11.7 一杯
4枠 7番 ショウナンバッハ 11/22 南W 70.7 - 55.1 - 40.2 - 12.1 強め
4枠 8番 イラプト ※ 11/25 東芝 99.7 - 70.3 - 55.7 - 39.7 - 13.4 馬也
5枠 9番 ダービーフィズ 11/26 美P 68.9 - 52.8 - 39.8 - 12.7 馬也
5枠 10番 サウンズオブアース 11/26 CW 82.5 - 68.0 - 53.3 - 38.9 - 12.3 馬也
6枠 11番 ミッキークイーン 11/26 CW - - 53.7 - 39.1 - 12.2 一杯
6枠 12番 ゴールドシップ ※ 11/26 CW 97.6 - 66.1 - 51.7 - 38.3 - 12.4 馬也
7枠 13番 ヒットザターゲット 11/26 栗坂 55.5 - 39.7 - 25.7 - 12.5 一杯
7枠 14番 イトウ 11/26 東ダ 87.4 - 72.5 - 58.9 - 43.0 - 14.8 馬也
7枠 15番 ショウナンパンドラ 11/25 栗坂 54.9 - 39.9 - 25.1 - 12.2 強め
8枠 16番 カレンミロティック 11/26 栗坂 52.4 - 38.3 - 25.0 - 12.8 一杯
8枠 17番 アドマイヤデウス 11/26 栗坂 51.1 - 37.4 - 24.5 - 12.6 一杯
8枠 18番 ナイトフラワー 11/21 白井 87.1 - 72.3 - 57.8 - 43.5 - 14.9 馬也
(スマホで閲覧の場合、見えない部分は右にスクロールしてください)

※2番トリップトゥパリス、8番イラプト、12番ゴールドシップは7ハロンの調教時計


【◎ピックアップ!】

(2枠4番:ジャングルクルーズ)
前走の1600万条件を勝って、約3カ月の間隔を開けての出走。
6歳になるが、休養の多い馬だけに年齢的な割引は不要だろう。
間隔を開けた方がいい馬なのかは判らないが、今までのキャリアからは休養明けでも問題なく好走している。
中間は1ヵ月以上前から時計を出されており、仕上がり面に抜かりはない。
レースには良い状態で出走が適いそうだが、後は他馬との力関係がどうかと言ったところ。


(3枠6番:ラストインパクト)
前走は休養明けで天皇賞秋に出走したが、12着と敗退した。
力不足だったのか、仕上がりが多少余裕残しだったのかは不明なところ。
今回は中3週になるが、レース後もしっかりと乗り込まれており、2走目の上積みが期待できる。
先週、今週とCWコースで終い重点の追い切りを実施され、ラスト1Fは12秒を割る鋭い反応を見せた。
今のこの馬にとっては、距離延長はプラス材料に思われ、状態アップと騎手の乗り代わりで狙い材料は揃った感じだ。


(5枠10番:サウンズオブアース)
5カ月間隔を開けての出走となった前走の京都大賞典では、超スローペースの上がり勝負にもきっちり対応して2着を死守した。
仕上がり面も良かったと思われ、今回は2走目で完調の状態でレースを迎えたいところ。
中6週と間隔も開いており、レース後の疲れも皆無だろう。
中間もしっかりと乗り込まれており、今週はCWコースで終い重点の内容。
ラスト1F12秒前半としっかりと反応しており、前走よりもいい状態でレースを迎えられそうだ。


(6枠12番:ゴールドシップ)
宝塚記念からの直行となるが、中間はしっかりと乗り込まれてきた。
中間は坂路とCWコースを交えての調整。
先週は坂路で好時計を出し、今週はCWコースで長めから。
ラスト1Fも12秒前半の時計を出しており、仕上がり面も上々の状態で出走してきそうだ。
休養明けでも好走する馬だけに、間隔が開いたことを気にする必要はないだろう。
後は、懸念されている府中でどれだけ持ち味を活かすことができるか。


(7枠15番:ショウナンパンドラ)
この秋はオールカマーから好走を続けている。
前走の天皇賞秋の激走の疲れも見せずに中間はしっかりと乗り込まれて、増々好調をアピール。
先週、今週と坂路で終い重点の内容。
ラスト1Fの時計は12秒前半を出して反応の良さと切れのある動きを見せている。
距離延長がプラスに出るかは未知なるところだが、それ以上にこの馬の能力に期待したいところ。


(8枠17番:アドマイヤデウス)
前走の天皇賞秋では大外枠と2000mという距離に泣いた形か。
ラスト3Fは33.4秒と最速の時計を出しており、仕上がり面は上々だったように思う。
2走目となる今回は、レース後も順調に乗り込まれており、更なる状態アップが期待できそうだ。
今週は坂路コースで全体51秒台の好時計。
今回は外枠の不利もないコース形態だけに、見直しが必要な1頭だろう。