今週は2015年の秋のG1シリーズの第一弾、スプリンターズS(G1)が開催されます。

トライアルを使って来た馬やぶっつけで挑む馬との激突の1戦。

過去10年の勝馬データを参考に、2015年を占いたいと思います。

香港からの遠征馬が非常に活躍しているレースでもあるだけに、その点も押さえておきたいところです。

2013年優勝馬 ロードカナロア
(2013年優勝馬:ロードカナロア)


過去8年のスプリンターズS(G1)の勝馬データ


※スプリンターズS(G1)・・・(中山)芝1200m
【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 ペース
2013年 ロードカナロア 1:07.2 H(ハイ)
2012年 ロードカナロア 1:06.7 M(平均)
2011年 カレンチャン 1:07.4 H(ハイ)
2010年 ウルトラファンタジー 1:07.4 M(平均)
2009年 ローレルゲレイロ 1:07.5 H(ハイ)
2008年 スリープレスナイト 1:08.0 M(平均)
2007年 アストンマーチャン 1:09.4 H(ハイ)
2006年 テイクオーバーターゲット 1:08.1 H(ハイ)
2005年 サイレントウィットネス 1:07.3 H(ハイ)
2004年 カルストンライトオ 1:09.9 H(ハイ)
※2014年は新潟開催の為、データ割愛
良馬場で行われている年の走破時計は非常に速い。
ただ、2015年は多少馬場が悪いためそれほどの快速決着は想定し辛い。
また、メンバーレベルも例年に比べるとレベルが低い感が否めない。
短距離ということもあり、ペースが緩くなることは考えにくい。


【年齢】
・3歳 1頭
・4歳 3頭
・5歳 2頭
・6歳 2頭
・7歳 1頭
・8歳 1頭

勝馬の年齢を見てみると、恒例の馬も勝っている。
ただ、6~8歳馬はすべて香港の馬だけに、日本馬に限れば6歳までとなっている。
調教方法など日本と異なる環境で育っている馬だけに、海外馬に日本の常識を当てはめるとしっぺ返しを喰らうかも知れない。


【性別】
・牡馬 7頭
・牝馬 3頭

牝馬は2011年カレンチャン、2008年スリープレスナイト、2007年アストンマーチャンの3頭が勝っている。
登録頭数の割合から考えれば、牡馬と同等以上の活躍をしている。


【人気】
・1番人気 4頭
・2番人気 1頭
・3番人気 2頭
・4番人気 0頭
・5番人気以降 3頭

1番人気は4頭と絶対的な存在がいれば、頼っても良さそうなデータだ。
2015年は混戦が想定されるため、どの馬が1番人気かも想定するのが難しいメンバー構成。
ちなみに、不良馬場で行われた2004年と2007年は1番人気馬は敗退している。
事前の馬場状態はチェックが必要だろう。


【ローテーション】
・休養明け 2頭
・叩き2走目 5頭
・使い詰め 3頭

休養明けで勝ったのは共に香港馬。
日本馬は1走以上使っていた馬が勝利している。


【前走のレース】
・海外レース 1頭
・アイビスSD(G3) 1頭
・北九州記念(G3) 2頭
・キーンランドC(G3) 1頭
・セントウルS(G2) 4頭
・安田記念(G1) 1頭

前走使っていたレースは様々。
ただ、どの馬もG3以上のレースを使っており、オープンクラスを使っていた馬は入念な検討が必要だろう。


【前走の着順】
・1着 3頭
・2着 3頭
・3着 1頭
・4着 0頭
・5着以降 3頭

2009年のローレルゲレイロと2010年のウルトラファンタジーは共に前走14着と大敗していた。
しかし、ローレルゲレイロは叩き2走目で一変、ウルトラファンタジーは休養明けで立て直しての勝利。
使い詰めで前走負けている馬は要注意ということだろう。


【勝馬の脚質】
・逃げ 4頭
・先行 3頭
・差し 3頭
・追込 0頭
・マクリ 0頭

逃げ馬が4頭もおり、ペースが速くても直線の短い中山コースということもあり押し切れるのだろう。
追い込み馬は0頭と勝っていないだけに、4コーナーでは射程圏に位置取れる馬を狙いたいところ。


【枠順】
・1枠 0頭
・2枠 0頭
・3枠 1頭
・4枠 2頭
・5枠 2頭
・6枠 0頭
・7枠 4頭
・8枠 1頭

1枠と2枠から勝馬が出ていないのは気になるところ。
そして、4枠以降より外の枠に偏っている傾向にあるように思える。
ごちゃつかない外枠の方がスムーズに力を発揮しやすいということなのだろう。


【種牡馬データ:勝率(1着)】
・1位 サクラプレジデント(21.2%)
・2位 ディープインパクト(14.3%)
・3位 サクラバクシンオー(13.6%)

【種牡馬データ:複勝率(3着以内)】
・1位 クロフネ(39.4%)
・2位 サクラプレジデント(36.4%)
・3位 ディープインパクト(35.7%)

※データはスプリンターズS登録馬による過去3年強の中山芝1200mの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象

勝率では20%超えと非常に優秀な成績を残しているサクラプレジデント産駒。
複勝率ではクロフネが約40%と非常に安定した成績を残している。
登録馬が出走してきた際には要注目だろう。


<サクラプレジデント産駒の登録馬>
・サクラゴスペル

<クロフネ産駒の登録馬>
・セイコーライコウ


(まとめ)
いかがだったでしょうか。

中山で行われた過去10年の内、3頭も香港の馬が勝っており2015年の登録馬リッチタペストリーは要注意だ。

その他のデータを見る限りでは、傾向や参考となる部分が少なかったように感じた。

このレースを勝って、ロードカナロアのような絶対的なスプリンターが誕生して欲しい、そんな願いを込めてレースまで楽しみに待ちたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


9月27日(日)阪神11R、芝2400m

神戸新聞杯の調教展望


枠順 馬名 コース 馬場 調教時計 動き
1枠 1番 サンライズセンス 9/24 栗坂 53.5 - 38.8 - 24.9 - 12.4 馬也
2枠 2番 レッドソロモン 9/24 栗坂 53.9 - 38.6 - 24.9 - 12.1 馬也
2枠 3番 ジュンスパーヒカル 9/24 CW 87.0 - 70.9 - 55.3 - 40.6 - 12.7 一杯
3枠 4番 レッドアルティスタ 9/24 CW 88.6 - 72.3 - 57.1 - 42.2 - 12.3 馬也
3枠 5番 リアルスティール 9/24 栗坂 51.8 - 37.4 - 24.3 - 12.4 仕掛
4枠 6番 リアファル 9/24 栗坂 51.1 - 37.3 - 24.6 - 12.6 強め
4枠 7番 アルバートドック 9/24 CW 88.1 - 71.9 - 56.7 - 42.1 - 12.2 強め
5枠 8番 キロハナ 9/24 栗坂 54.7 - 39.9 - 24.7 - 12.1 一杯
5枠 9番 トーセンバジル 9/24 CW 66.3 - 51.8 - 38.9 - 13.0 一杯
6枠 10番 タガノエスプレッソ 9/24 栗坂 53.8 - 38.5 - 24.9 - 12.4 仕掛
6枠 11番 バイガエシ 9/24 CW 84.3 - 67.9 - 53.9 - 39.9 - 12.2 一杯
7枠 12番 サラトガスピリット 9/24 CW 84.7 - 68.5 - 53.7 - 40.1 - 13.6 強め
7枠 13番 ティルナノーグ 9/24 栗坂 52.9 - 38.7 - 25.2 - 12.5 一杯
8枠 14番 ゼンノブレーメン 9/24 栗坂 53.2 - 38.7 - 25.2 - 12.5 一杯
8枠 15番 マッサビエル 9/24 南W 67.4 - 52.0 - 38.0 - 13.2 馬也
(※スマホで閲覧の場合、見えない部分は右にスクロールしてください)

【◎ピックアップ!】

(2枠2番:レッドソロモン)
前走の1600万条件のレースを叩いて、中3週の間隔を開けての出走。
レース後も疲れを見せず、しっかりとCWコースと坂路で乗り込まれている。
先週はCWコースでしっかりと負荷を掛け、今週は坂路で終い重点の内容。
ラスト1F12.1秒と鋭い動きを見せ、大きな上積みが期待できそうな内容。
後は、距離面と相手関係によるところか。


(3枠5番:リアルスティール)
ダービー以来の出走となるが、中間は好時計を連発している。
調教は動く馬であるが、類に違わず今回もしっかりと動けている。
先週は時計の掛かるCWコースで6F81秒台、ラスト1Fを11秒台と軽快な動きを見せた。
今週は坂路コースで全体51秒台、ラスト1F12.4秒と申し分なし。
現時点での完成度という点で1歩リードしているとみたい。
後は、その成長力がどれほどのものか、しっかりと見届けたい。


(4枠6番:リアファル)
夏の上がり馬として期待の掛かる同馬。
前走では古馬の1600万クラスを撃破しており、力をあるところは示せている。
約2ヵ月の間隔を開けての出走となるが、中間は坂路コースで入念に乗り込まれている。
先週は全体50秒台、今週は全体51秒台の好時計を出しており、仕上がりの良さをアピール。
前走で鞍上もこの馬のことを手中に収めているだけに、どんなレースをするのか非常に見物。


(6枠10番:タガノエスプレッソ)
ダービー以来の出走となるが、調教の内容から成長力が見てみたい1頭。
皐月賞とダービーでは力が1歩及ばなかったが、目に見えない疲れもあったのだろう。
中間はCWコースと坂路でしっかりと乗り込まれており、非常に入念な内容。
先週17日にはCWコースで82秒台を出し、21日には80秒台を出し、今週の24日には坂路で53秒台。
これだけやれている時点で非常に状態面が良いと捉えたい。
一変があってもおかしくはないだろう。