”夏バテ”なんて言葉は馬にもあるのだろうか。

20年以上競馬を楽しませて貰っているが、昔ほど馬の夏バテということを聞かなくなったような気がする・・・。


昔に比べて夏の気候は暑くなっていると思うんだけどナゼだろうね?

一説には、

 ・調教環境の変化
 ・食物の変化(サプリメント等の摂取)

により、昔ほど馬がバテなくなって来ているのだそうだ。


昔は春のG1戦線で活躍していた馬は、秋まで休養というのが定説というか

常識的なローテーションとして組み込まれていたはず。

しかし、今では夏の代表レースの札幌記念(G2)に参戦する強い馬が牡馬、牝馬問わず多く見られるようになったと思う。

男馬は特に夏場に弱いなんて言われていたけど、今はそうでもないような印象を受ける。

でも、やっぱり夏場は牝馬の方がより力を発揮しやすいのかな?


そんな観点で今週の新潟メインレースの

「アイビスSD(G3)」

の過去10年のデータを見てみたいと思う。


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<データ算出条件>
・過去10年のアイビスSD(G3)の勝ち馬データ
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【年齢】
・3歳 2頭
・4歳 3頭
・5歳 3頭
・6歳 2頭


年齢分布は万遍なくといった感じか。
特に何歳馬が有利とかいったことはなさそうだ。


【性別】
・牡馬 3頭
・牝馬 7頭


牝馬が7頭と圧倒的。
やはり夏場は牝馬が強いのだろうね。


【人気】
・1番人気 3頭
・2番人気 1頭
・3番人気 1頭
・7番人気 3頭
・8番人気以降 2頭


1番人気は3頭と信頼できるデータではない。
逆に7番人気より下位人気が5頭と約半数を占めている。
荒れやすいレースと言えるだろう。


【前走からの間隔】
中2週 2頭
中3週 1頭
中4週 1頭
中5週 3頭
中7週 2頭
中8週以上 1頭

休養明けで勝利している馬は1頭だけ。
叩かれて臨んでいる馬の方が結果は出ている。


【前走の着順】
・1着 2頭
・2着 1頭
・3着 2頭
・4着 1頭
・5着以下 4頭


前走の着順はまちまち。
特に気にしなくても良さそうだ。
やはりそのときの状態の方が重要ということだろう。


【前走の距離】
・1000m 2頭
・1200m 8頭


前走距離は1200m以下というのが
満場一致条件か。


【枠順】
・1枠 0頭
・2枠 1頭
・3枠 0頭
・4枠 0頭
・5枠 3頭
・6枠 0頭
・7枠 3頭
・8枠 3頭

枠順は外が有利と言えるだろう。
このレースは外ラチにを頼れた馬が強い。
内枠でもうまく外に出せれば問題ないのだろうけど、
元々外枠の方が有利といえるのだろうね。



上記の結果を受けて、いかがだったであろうか?

どの枠に入るかで結果が大きく変わってきそうなだけに、

枠順発表後に検討した方が良いレースなのかな。

後は、とにかく調子の良さそうな牝馬を狙っていきたいレース。

今年は6頭の牝馬が出走登録している。

フォーエバーマークを筆頭に慎重にチェックをしていきたいレースだ。


毎年どんな展開になるのか読み辛いレースであるけど、

今年はどんな流れになるのか、逆に楽しみなレースでもある。


週末の札幌の天気予報は晴れのち曇り。

3日(日)のメインレースのクイーンS(G3)は良馬場で行われるのかな。

クイーンSの登録馬を眺めてみると、

なかなかの好メンバーが揃った感がする。

スマートレイアー、キャトルフィーユ、ケイアイエレガント、ディアデラマドレなど、

今年の秋を盛り上げてくれそうな面々だろう。


それだけ混戦のレースというのは、予想のし甲斐もあるし、的中した時の嬉しさも倍増だ。


過去のレースを参考に、今年のクイーンSに活かせないかなぁなんて思っている。

今年のメンバーのレベルはG2級と言っていいと思う。


例年よりもレースレベルは高いから、

過去のクイーンスSでレベルが高かった時のレースを参考にしたいと思う。


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■ 2011年クイーンSを振り返る
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2011年はアヴェンチュラ、アニメイトバイオ、ブロードストリート、サンテミリオンなど、

G1級と言える馬たちも出走していたレベルの高いレース。

(レース映像)


(レース結果)
1着 アヴェンチュラ(1番人気)
2着 コスモネモシン(10番人気)
3着 アニメイトバイオ(3番人気)


(結果詳細はこちらをクリック↓)
http://db.netkeiba.com/race/201101010211/


(ラップタイム)
12.4 - 11.0 - 11.7 - 11.6 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 12.2



走破時計1分46秒6は近年では一番速い時計。

ラップタイムを見ても、全てが12秒前半よりも速く、息の入らない展開。

2014年はここまではいかないだろうけど、メンバーレベルより、多少時計の速い決着になるのかなと思う。


勝ったアヴェンチュラは道中5,6番手を追走。

3コーナー過ぎからペースが上がった時には、追走に一杯、一杯。

2着のコスモネモシンは道中は後方2番手。

ペースが上がった時は、後方から外をマクリ徐々に進出。

距離のロスはかなりあっただろうが、持ち前の息の長い脚を使って直線は大外から先頭におとり出る。


アヴェンチュラは直線コスモネモシンに外からかわされながらも、

強い精神力で内から差し返すという芸当を見せた。

アヴェンチュラに関しては、その次のレースの秋華賞(G1)を制しているように、

このレースで能力の片鱗を開花させた感じだ。


淀みない流れで速い時計決着となり、

先行勢は全滅している。

ということは、前半がある程度時計が掛かっていれば、粘れる余地があるということだろう。


枠順が発表されてみないと分からないけど、

3コーナーまでどれくらいのペースで行くのかがカギのレースだと感じた。

展開を重点的に予想したいレース。


2014年の想定は1000万クラスや1600万クラスを勝ったばかりの昇級馬と

オープンクラス以上で勝ちがある実績馬の激闘が繰り広げられそう。


ケイアイエレガントやキャトルフィーユに前半楽をさせてしまうと、残るだろうし、

淀みなく流れれば、スマートレイアーやディアデラマドレが存分に力を発揮できるレースと

なるんじゃないかと思う。


4コーナーでは手応え良く上がっていく馬を軸馬にできるように

しっかりと予想もがんばりたいレースだ。