日々成長ってことで、馬券を外してしまった有馬記念の振り返りをちゃんとやっておきたいと思う。

個人的に予想の組み立て方の大前提は

【ポテンシャル × 展開 × 状態】

この3つだと思っている。


キャリアがたくさんある馬は「ポテンシャル」が計りやすい。

逆にキャリアの少ない2歳戦とかは、ここが分からないからあまりやらないようにしている。

「状態」に関しては、調教内容等をしっかりと見ることができればここも大きなブレなくその馬の良し悪しが判ると思う。

だけど、後1つの「展開」ってのを予想するのが1番難しいと思う。

どの馬が逃げてどんなペースを奏でるのか、ここを実際のレースに近いところまでどれだけ摺り寄せられるか、ここが勝負で生命線。

「調教の動きが抜群だから・・・」
「実績はメンバーの中で最上位だから・・・」
「切れ味は圧倒的だから・・・」

とか、1つの観点では決して勝つことができないのが競馬の奥深いところだと感じている。

前置きは長くなったけど、『第59回 有馬記念』を振り返ってみたいと思う。


(有馬記念優勝馬:ジェンティルドンナ)

振り返り


まず、自分の予想では軸馬をジャスタウェイと予想していた。

(有馬記念の予想記事)
【予想】最後の最後は世界一強い馬でお願いします!

展開面は前半部分のヴィルシーナが逃げて速いペースにならないっていうところは当たってたんだけど、その後もずっとスローで流れるとは想定できなかった。

残り5ハロンくらいからエピファネイアが仕掛けて消耗戦の決着になると思っていた。

だから、走破時計は2分35秒3と過去10年で2番目に遅い時計の決着になるとはまったく思っておらず、「2分32秒前後かな~」なんて思っていた。


以下の有馬記念のラップタイムを見ても分かるように、ラスト3Fからペースが上がっている典型的なスローペースの競馬と言える。

<有馬記念のラップタイム>
100 300 500 700 900 1100 1300 1500 1700 1900 2100 2300 2500
7.0 11.8 12.3 12.6 12.5 13.6 13.2 13.0 12.3 12.4 11.5 11.2 11.9

個人的には、展開が外れたのだから、馬券が的中しなかったのにも納得がいく。

ただ、疑問が2つ残った。

・エピファネイアに騎乗していた川田は何でもっとロングスパートしなかったのか?
・ジャスタウェイはどうしてマクる競馬をしなかったのか?

ここに言い訳を求めたい自分がいるけど、”たられば”を言っても仕方ないから、この点は目をつぶろう。



有馬記念の結果を見る限り、展開がスローになることが想定できた人はジェンティルドンナとトゥザワールドを意外と容易にピックアップできたのではないだろうか。

トゥザワールドに関しては、調教が今年1番と言っていい程動いていたし、鞍上がビュイックに代わるのも大きな魅力だっただろうと思う。

ジェンティルドンナに関してはスローペースの競馬には滅法強いし。


この2頭を軸に買っていた人たちには心からおめでとうと言いたい(^^)/。


3着に来たゴールドシップは、得意じゃないスローペースの中、4コーナーではキッチリと先頭集団に取り付く競馬をしていた。

レース感が抜群の岩田Jの好騎乗が生んだ3着と言って然りだろう。


有馬記念から得た大きな収穫


このレースを何度も見返すと、

「エピファネイアにスミヨンが乗ってたら勝ってたんだろうな~」

ってついつい呟いてしまう・・・(^^;)


でもこれって言い換えれば、

『馬の能力を最大限に発揮できるかは騎手にかかってる』

ってことだよね。


川田Jを批判するつもりはないけど、客観的な事実として、エピファネイアの能力を押し殺してしまった騎乗をしていたのも確かな訳で、ここをしっかりと予想に加味していかないといけないということだ。

今まで自分の予想をする際、馬の『ポテンシャル』という部分で、騎手というファクターをそこまで考慮していなかった。

だけど、この有馬記念を見たことによって『乗り代わり』という概念を真剣に検討しないといけないな、と感じた。


JRAには毎週高い勉強代を払っているけど、気付かせて貰ってる事の方が多い。

着実に成長させて貰っている感がある。

高い勉強代を払っているけど、ここは素直に”ありがとう”と感謝したい。


2015年からは、今まで納めてきた勉強代を少しずつ還元してもらえるだろうと信じている。

さぁ、他のレースに関しても、『乗り代わり』の概念を加えて復習を頑張ることにしよう!


と、2014年は有馬記念でビシッと締めくくる予定だったけど、

自分の実力不足により、実現は叶わなかった。

2015年は良いスタートが切れるように、金杯から全力勝負をしていきたいと思います。


みなさん、2014年はありがとうございました。

来年も競馬を楽しんでいけるように頑張っていきましょう!

良いお年を~m(__)m。



(ダノンレジェンド)

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■ 振り返っておきたいレース
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先週のレースで1つ振り返っておきたいレースがあります。

そのレースは、まったく予想がカスリもしなかった「カペラS(G3)」。

結果は

1着 1枠1番:ダノンレジェンド(12番人気)
2着 6枠12番:サトノタイガー(7番人気) 5馬身
3着 8枠16番:メイショウノーベル(8番人気) アタマ

という着順で、人気薄の組み合わせで決着した。

三連複 01 - 12 - 16  247,890円
三連単 01 → 12 → 16  1,654,200円

配当は当然ながら大波乱。


今、私自身の予想スタイルは様々なファクターを用いて予想をしているのだけど、まったく焦点が合わないレースだった。

そして、昨日は1日中、

「う~、どうやって考えるべきだったのか・・・」

と頭を悩ませていました。


凄腕予想屋たちが集まるウマニティにおいても、3連単の的中者なしという相当難解なレースだったのではないかと思う。


色々と悩んでみたけど、結局のところ自分を納得させる「解」を得ることはできなかった。

だから、自分の予想力はまだまだショボショボなのだと自覚しておかないといけない。

一生、天狗になることがないように・・・(^^;


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■ 参考になる考え方として
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自分で解を見出せないから、別の視点として、”的中させた人はいないかなぁ”なんて思いながらインターネットで検索していると、

”山宗さん”という方が鋭い予想をしていて、考え方の参考になった。

(↓山宗さんのカペラSの展望記事)
Horse Race Blog(競馬ブログ)


山宗さんのブログに記載してある過去のカペラSのラップタイムを見ると、前半3Fのタイムが速いのが目につく。

中山コース独特なのだろうけど、スローペースにはなりにくく消耗戦のレースになりやすい、っていう特徴があるのだろう。

現に、逃げたダノンレジェンドが刻んだ前半3Fタイムは33.3秒とハイペース(公式通り)。


そして、予想をするにあたっての「好走の条件」として、

・先行力(スピード)があること(注:位置取りではない)
・高い持久力が必要


という点に着目して予想をしている点が非常に素晴らしいと感じた。

それに、ダノンレジェンドとサトノタイガーをピックアップしている点も非常に素晴らしいと思った。



ダノンレジェンドの全成績を見てみると、

過去のダート戦において、前半3Fで33秒台の速い流れのレースを経験したことがないと分かった。

要は、超のつくハイペースを経験したことがなく、カペラSは初めての超ハイペースを経験した舞台だったということだ。

結果的に2着に5馬身をつける圧勝劇だったのだから、ダノンレジェンドにとってはハイペースでレースをすることが合っていたのだろうと思う。

もちろん、ブリンカーを着用しているようにハナを切ることが前提条件になってくるだろうけど・・・。


現在、中山コースのダート1200mのグレードレースは「カペラS」しかない。

また来年までこの舞台での対戦はないけど、アタマの片隅に

「中山コースのダート1200mの重賞はハイペースの消耗戦に堪え得る馬を予想すべし!」

ということ留めておきたいと思う。



たいへん、勉強になりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。