今週は3歳VS古馬の中距離王の決定戦、「天皇賞秋(G1)」です。

今年は、札幌の記念、オールカマー、毎日王冠、京都大賞典の勝馬が揃っての参戦で非常に面白そうなレース。

過去10年の勝馬データを参考に、2015年を占いたいと思います。

特定の馬や傾向など、参考になる情報が見つけ出せれば幸いです。

2014年優勝馬 スピルバーグ
(2014年優勝馬:スピルバーグ)


過去10年の天皇賞秋(G1)の勝馬データ


※天皇賞秋(G1)・・・(東京)芝2000m
【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 ペース
2014年 スピルバーグ 1:59.7 S(スロー)
2013年 ジャスタウェイ 1:57.5 M(平均)
2012年 エイシンフラッシュ 1:57.3 H(ハイ)
2011年 トーセンジョーダン 1:56.1 M(平均)
2010年 ブエナビスタ 1:58.2 M(平均)
2009年 カンパニー 1:57.2 S(スロー)
2008年 ウオッカ 1:57.2 M(平均)
2007年 メイショウサムソン 1:58.4 M(平均)
2006年 ダイワメジャー 1:58.8 M(平均)
2005年 ヘヴンリーロマンス 2:00.1 S(スロー)

ペースはまちまち。
その年の逃げ馬の特性をしっかりと見極める必要がありそうだ。
2015年はエイシンヒカリの出方次第といったところだろう。


【年齢】
・3歳 0頭
・4歳 4頭
・5歳 5頭
・6歳 0頭
・7歳 0頭
・8歳 1頭

過去10年で3歳馬の勝利はなく、3歳馬はそれなりの実績を持っていることを考慮に入れておきたい。
8歳馬で制したのは2009年のカンパニー。
この馬は超晩成だっただけに、例外的に捉えて良いのではないだろうか。
基本的には4歳、5歳を中心に考えるべきだろう。


【性別】
・牡馬 7頭
・牝馬 3頭

出走馬の割合から考えると、牝馬は牡馬以上とみていいだろう。
ヘヴンリーロマンス、ウオッカ、ブエナビスタの3頭で、牡馬混合での重賞実績は持っていた。
2015年の牝馬はショウナンパンドラの1頭のみの登録だが、前走のオールカマーでは牡馬を撃破している。


【人気】
・1番人気 3頭
・2番人気 0頭
・3番人気 0頭
・4番人気 1頭
・5番人気 4頭
・6番人気以降 2頭

過去10年では1番人気は3頭とあまり信頼に足る数値ではない。
逆に5番人気の馬が4頭も勝っており、脚質は4頭とも「差し」だった。
気楽に自分の能力を発揮できそうな馬を狙うのが良いのかも知れない。


【ローテーション】
・休養明け 4頭
・叩2走目 5頭
・使い詰め 1頭

休養明けの馬は4頭勝っており、ぶっつけでも問題はないとみたい。
使い詰めで勝ったのは2013年のジャスタウェイ。
ジャスタウェイは叩き3走目だっただけに、夏場を休みなく使われて来た馬は要注意だろう。


【前走のレース】
・毎日王冠(G2) 6頭
・札幌記念(G2) 2頭
・宝塚記念(G1) 2頭

前走はG2以上のレースを使っている馬が勝っており、これは素直に信頼したいデータ。
G3やオープンクラスから挑戦する馬は多少割り引きが必要だろう。


【前走の着順】
・1着 4頭
・2着 4頭
・3着 1頭
・4着 0頭
・5着以降 1頭

前走の着順は基本的に3着以内と状態面に問題がないことを前提にしておきたい。
前走5着以降の着順から巻き返したのは、2012年のエイシンフラッシュのみ。
エイシンフラッシュはダービー馬であり、前走大敗していた馬ならG1実績のある馬としたいところ。


【勝馬の脚質】
・逃げ 0頭
・先行 2頭
・差し 8頭
・追込 0頭
・マクリ 0頭

圧倒的に差し馬が強い結果となっている。
逃げ馬で過去10年で3着以内に来たのは2008年のダイワスカーレット(2着)1頭だけ。
エイシンヒカリにとっては非常に厳しいデータだろう。


【枠順】
・1枠 3頭
・2枠 2頭
・3枠 0頭
・4枠 1頭
・5枠 0頭
・6枠 2頭
・7枠 2頭
・8枠 0頭

差し馬が多く勝っているレースであり、6枠7枠からも勝馬は出ている。
コース形状的に大外の8枠は避けたいところだろうが、差し馬は特段枠は気にする必要はないだろう。
逆に逃げ・先行馬は内枠が欲しいところだろう。


【種牡馬データ:勝率(1着)】
・1位 ディープインパクト(19.0%)
・2位 キングカメハメハ(8.8%)
・3位 ブラックタイド(8.3%)

【種牡馬データ:複勝率(3着以内)】
・1位 フジキセキ(44.0%)
・2位 ディープインパクト(42.5%)
・3位 ハーツクライ(33.9%)

※データは天皇賞(秋)登録馬による過去3年強の東京芝2000mの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象

勝率は圧倒的にディープインパクト産駒が強い。
複勝率を見ると、フジキセキ産駒が急浮上している。
この2頭の産駒はやはり、出走して来れば要注意だろう。


<ディープインパクト産駒の登録馬>
・アンビシャス
・エイシンヒカリ
・ショウナンパンドラ
・ステファノス
・スピルバーグ
・ダコール
・ディサイファ
・トーセンスターダム
・ラストインパクト
・ヴァンセンヌ

<フジキセキ産駒の登録馬>
・イスラボニータ


(まとめ)
いかがだったでしょうか。

全21頭の登録馬の内、10頭がディープインパクト産駒と大舞台で強さを発揮する血筋なのだろう。

1番人気は京都大賞典(G2)を快勝したラブリーデイが想定されるが、データから京都大賞典組から過去10年で勝馬は出ていない。

また、毎日王冠は流れが遅く前々に位置した馬で決着したが、本番は差し馬が強い結果が出ているだけに、展開をどう考えるかに尽きるだろう。

データからは、

・ステファノス
・スピルバーグ
・ディサイファ

の3頭あたりが妙味のある馬だと言えるのではないだろうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【調教展望】東京11R 天皇賞秋(G1)(2015年)

【調教展望】東京11R 富士S(G3)(2015年)

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