早いもので秋競馬の開幕が目前となりました。

開幕週は中山も阪神も異様に時計の速い決着となる傾向にあります。

休養していた実力馬と夏場に使われていた馬との激突になることが想定され、どのような傾向にあるのか探ってみたいと思います。

対象とするレースは中山コースの「京成杯AH」。

2015年はどんな決着となるのか、非常に楽しみです。

2012年優勝馬 レオアクティブ
(2012年優勝馬:レオアクティブと横山典弘)

過去10年の京成杯AH(G3)の勝馬データ

※京成杯AH(G3)・・・(中山)芝1600m
【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 ペース
2013年 エクセラントカーヴ 1:31.8 H(ハイ)
2012年 レオアクティブ 1:30.7 H(ハイ)
2011年 フィフスペトル 1:31.9 H(ハイ)
2010年 ファイアーフロート 1:32.8 M(平均)
2009年 ザレマ 1:32.1 H(ハイ)
2008年 キストゥヘヴン 1:32.1 H(ハイ)
2007年 キングストレイル 1:32.6 M(平均)
2006年 ステキシンスケクン 1:32.0 H(ハイ)
2005年 マイネルモルゲン 1:33.3 H(ハイ)
2004年 マイネルモルゲン 1:32.8 M(平均)
※2014年は新潟開催の為データ割愛

近年は1分32秒を割る時計で決着しており、高速馬場対応が強いられることになりそうだ。
それだけ前の馬も止まりにくい馬場状態となっていると想定され、勝馬の脚質もしっかりとチェックしておきたいところ。


【人気】
・1番人気 0頭
・2番人気 5頭
・3番人気 3頭
・4番人気 1頭
・10番人気 1頭

1番人気はなぜか勝てていない結果となっている。
代わりに2番人気と3番人気の馬が浮上している。
ちなみに新潟開催の2014年も2番人気のクラレントが勝っている。
2番人気の馬に注目してみるのも1つの手だろう。


【性別】
・牡馬 7頭
・牝馬 3頭

出走頭数の割合から考えれば、牝馬は非常に健闘している。
性別による力差は全くないと考えていいだろう。


【年齢】
・3歳 2頭
・4歳 3頭
・5歳 5頭

顕著な結果が出ている。
年齢は3歳~5歳の範囲で決着している。
6歳以上は多少割り引いて考えてもいいかも知れない。


【斤量】
・52キロ 1頭(牝馬1)
・54キロ 3頭(牡馬2、牝馬1)
・55キロ 2頭(牡馬1、牝馬1)
・56キロ 1頭(牡馬1)
・57キロ 3頭(牡馬3)

勝馬のハンデは幅広い。
57キロを背負って勝ってる馬が3頭おり、多少背負っていても力があればあまり気にする必要もないだろう。
ちなみに3歳馬は2頭とも54キロであった。


【ローテーション】
・休養明け 4頭
・叩き2走目 5頭
・使い詰め 1頭

顕著な傾向が出ているように思う。
休養明けの馬か叩き2走目の馬が好走し易い傾向にあると言えるのではないか。


【前走の着順】
・1着 5頭
・2着 1頭
・3着 0頭
・4着 1頭
・5着以降 3頭

2010~2013年の直近の4年は勝馬の前走着順は全頭1着であった。
近年の高速馬場を対応するための条件として、実績よりもまずは状態面が高いレベルで安定している馬を選んだ方が無難ということだろう。


【前走の距離】
・1000m 1頭
・1400m 3頭
・1600m 3頭
・1800m 3頭

前走1000mを使って勝ったのは、2006年のステキシンスケクン。
この馬はマイル重賞を勝っている実績があり、前走1000~1200m出走していた馬を狙うのであれば、マイル実績は見ておきたいところ。
それ以外は、1400~1800mの距離を使っていた。


【勝馬の脚質】
・逃げ 2頭
・先行 4頭
・差し 4頭
・追込 0頭

やはり開幕週の高速馬場ということで、追込み脚質の馬は勝っていない。
4コーナーで直線向くまでに射程圏内にいることが必須条件と言えそうだ。


【枠順】
・1枠 1頭
・2枠 3頭
・3枠 0頭
・4枠 1頭
・5枠 3頭
・6枠 0頭
・7枠 1頭
・8枠 1頭

7枠と8枠からも勝馬が出ており、強ち内枠が有利とも言えない結果。


【種牡馬データ:勝率(1着)】
・1位 ディープインパクト(14.4%)
・2位 マンハッタンカフェ(13.1%)
・3位 アグネスタキオン(11.8%)

【種牡馬データ:複勝率(3着以内)】
・1位 ショウナンカンプ(41.7%)
・2位 ダイワメジャー(36.9%)
・3位 ディープインパクト(32.2%)

※データは京成杯AH登録馬による過去3年強の中山芝1600mの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象

勝率、複勝率ともに顔を出しているのはディープインパクトのみ。
小回りコースでも安定した実績を残している点はさすがと捉えたい。
複勝率1位のショウナンカンプと2位のダイワメジャーは高い数値となっているため、産駒が出走してきたら要チェックだろう。


(まとめ)
いかがだったでしょうか。

1番人気が過去10年以上も勝っていないレースであることは頭に入れておきたいデータです。

また、叩き2走目となる馬の活躍が目立ちますが、前走は速い馬場の新潟を経験していた馬が多いことも覚えておきたいところです。

2015年も多くの馬が出走登録しており、フルゲートでのレースは間違いないところ。

開幕週+ハンデ戦+フルゲートという予想難解な条件となるレースだけに、活かせるデータは活用したいところですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【調教展望】阪神11R エニフS(2015年)

【調教展望】新潟11R 新潟記念(G3)(2015年)

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