あなたの中の最強馬はどの馬ですか?


名馬と呼ばれる馬たちのインパクトあるレースは忘れることなどできない。

時には涙してしまうレースもあります。


個人的ながら、競馬を始めてから20年以上の月日が経過しました。

その間に数多くの"強い"と思う馬を見てきました。

ちなみに私が最初に馬券を購入したレースは1993年の日本ダービー。

勝った馬は1番人気のウイニングチケットでした。

ビワハヤヒデが2着、そして3着がナリタタイシンと3強対決の力強い決着だったことを今でも覚えています。


ふと思ったんですが、

『自分が今まで見てきた名馬の中で1番強い馬はどの馬だろう?』

なんて思ったものですから、ランキング形式で50位まで順位をつけてみることにしました。

客観的な評価基準なんてありません。それでも無理矢理ランキングをつくるのは、そのほうが面白いと思ったから。

対象となる期間は1993年~2015年までとしています。

良かったら、一緒に過去の名馬たちを思い出しながら読んでいただけると幸いです。


【名馬ランキングベスト50】

第50位 ネオユニヴァース 通算成績13戦7勝 [7-0-3-3]


ネオユニヴァース

3歳時の前半は絶対的な存在として君臨していた。
スプリングSから鞍上はM・デムーロとコンビを組むようになり、相性の抜群なコンビだったように思う。
皐月賞、ダービーの2冠を達成し、3歳でそのまま宝塚記念(G1)へ出走したことが異例中の異例。
宝塚記念は4着と善戦に留まったけど、勝っていたら歴史を塗り替えていたかも知れないほどの馬。
3歳秋以降は成長力という点で物足りなかったのは、やはり宝塚記念のダメージだったのだろうか。


第49位 ハープスター 通算成績11戦5勝 [5-2-0-4]


ハープスター

2歳時の新潟Sではビックリ度No1の脚を披露。
一躍その名を轟かせるようになった。
桜花賞(G1)も同じような競馬で、全頭ごぼう抜きのG1奪取。
3歳秋には凱旋門賞(G1)に挑戦し、日本のファンの大きな期待を背負って無事出走に漕ぎづけた。
豪脚を披露するも結果は6着と残念だったが、大きな夢を見させてくれたことに感謝したい。


第48位 ライスシャワー 通算成績25戦6勝 [6-5-2-12]


ライスシャワー

イメージとしては、京都コースの”長距離の鬼”。
菊花賞、天皇賞春(2勝)とG1勝ちはいずれも京都コースの長距離戦。
この馬にロックオンされたら、ミホノブルボンだろうが、メジロマックイーンだろうが関係ない。
ステイヤーと言えばこの馬が1番に名前が挙がってくるのではないだろうか。
最後のレースとなった宝塚記念は何度見ても涙が出てきてしまう・・・。


第47位 サクラチトセオー 通算成績21戦9勝 [9-3-3-6]


サクラチトセオー

一瞬の切れ味は画面の見えない位置から一気に現れてくる。
G1とはなかなか縁がなくて7度目の挑戦でようやく天皇賞秋(G1)を制覇。
G1勝利は1つしかないが、そのインパクトは非常に大きく大きな爪跡を残した馬だった。
数多くいる「サクラ軍団」の代表的存在の1頭だった。


第46位 タップダンスシチー 通算成績42戦12勝 [12-6-7-17]


タップダンスシチー

条件クラスを抜け出すのに2年以上の期間を要したけど、その後の成長が凄まじくまさに「大器晩成」。
佐藤哲三ジョッキーがレースを教え込んだ馬の中で最高傑作と言えるのではないだろうか。
時にはスローペースのレースをしてみたり、時には早め先頭のレースをしてみたり、どちらのパターンでも勝つ時は非常に強かった。
2004年の宝塚記念でみせた早めのロングスパートは圧巻のレース内容でとても印象深いレースだった。


第45位 スペシャルウィーク 通算成績17戦10勝 [10-4-2-1]


スペシャルウィーク

デビューが遅かったが、3戦目できさらぎ賞(G3)を勝利し、3冠レースでは全て1番人気に支持されるほどファンからも期待の高い馬だった。
皐月賞こそJRAの変則仮柵移動で3着と勝利を逃してしまったが、ダービーではその鬱憤を5馬身差という勝利で知らしめた。
古馬になってからも天皇賞の春秋勝利を飾っており、その柔軟性ある走りに一ファンとして魅了されてしまった。
種牡馬になってからも、能力の高い産駒を輩出しており、この馬の存在感はいつまで経っても陰りをみせない。


第44位 ヒシアマゾン 通算成績21戦11勝 [11-2-1-7]


ヒシアマゾン

昔は、中距離以上は圧倒的に牡馬有利と言われていた。
しかし、その常識を覆したのはこの馬だと言っていいだろう。
そんな風潮の中、3歳時の有馬記念(G1)では6連勝しながらも6番人気という低評価だった。
ナリタブライアンの豪脚に屈したが、それでも他馬を抑え込み2着を奪取した。
古馬になってからは、脚質的に定まらないレースが多かったが、牝馬の強さと存在感を大きくした馬だった。


第43位 アドマイヤムーン 通算成績17戦10勝 [10-2-2-3]


アドマイヤムーン

デビュー戦から3連勝と期待の高い馬だったが、クラシックレースではライバルたちに屈し、G1はなかなか勝てなかった。
早めに中距離路線を選択していたことが、この馬の走りに徐々に磨きを掛けて実を結ぶことになったと思う。
最初にG1勝ちを収めたのは、ドバイデューティーF(G1)で、その後に宝塚記念も制し、本当に強くなったと感じたレースだった。
ジャパンカップ(G1)ではライバルのメイショウサムソンに見事勝利し、雪辱を晴らせて引退したことだろう。


第42位 サニーブライアン 通算成績10戦4勝 [4-1-1-4]


サニーブライアン

皐月賞(G1)でその成長力を発揮させた何とも珍しい馬。
皐月賞を逃げて勝ち、ダービーでも逃げて勝ち、その強さがフロックでないことを証明した。
しかし、ダービーのレース中に骨折していたことが判明し、菊花賞を断念せざる得なかった。
復帰戦を先に見据えていたが、今度は屈腱炎を発症してしまい、引退することになった。
もし順調にいっていたら、どこまで強くなっていたのか想像を掻き立たせたくなる馬。


第41位 エアジハード 通算成績12戦7勝 [7-2-1-2]


エアジハード

3歳秋から成長力が成績に結び付くようになり、とんとん拍子で4歳春には安田記念(G1)に駒を進めるまでになる。
それまでの先行脚質を一変させて、差す競馬に徹することにより最大の爆発力を発揮させた。
絶対的存在のライバルであるグラスワンダーをも差し切ることに成功して、一気に存在感を高めた。
秋にはマイルCS(G1)で堂々の1番人気に応えその揺るがない強さで快勝してみせた。
その後、香港で屈腱炎を発症して残念な形での引退となったが、その強さはまだ見ていたかったと今でも思わせる。


第40位 ゼンノロブロイ 通算成績20戦7勝 [7-6-4-3]


ゼンノロブロイ

3歳2月にデビューと非常に遅いスタートラインだったが、その3カ月後には青葉賞(G2)を勝利するという能力の高さを見せつけた。
4歳になってからは、切れ味のパンチ不足が不安視されていたが、秋には鞍上にペリエを迎えた途端に天皇賞秋、ジャパンC、有馬記念とG13連覇の偉業を達成した。
そのインパクトたるやこの馬の天下が翌年も続くものと思われたが、5歳以降未勝利だったのがホント不思議な馬だ。


第39位 ハーツクライ 通算成績19戦5勝 [5-4-3-7]


ハーツクライ

溜めに溜めた脚を直線で爆発されるレースをしたダービーやジャパンカップは本当に強いと思った。
ただどうしても展開に左右されてしまうレースが多く、勝ち味に遅かったのも確か。
ただ、この馬は色々インパクトを残しており、ディープインパクトを国内で唯一退けた有馬記念は、非常に印象深い。
後はドバイシーマC(G1)も制覇してるし、喘鳴症という病気になっていなければと思わせる馬だった。


第38位 ダイワメジャー 通算成績28戦9勝 [9-4-5-10]


ダイワメジャー

3歳時は10番人気で皐月賞(G1)を制するなど波乱を演じてみせたが、その後は一長一短の成績が続く。
5歳の秋から安藤勝巳ジョッキーとコンビを組んで、強気の競馬をするや否や、潜在能力を開花させて天皇賞秋、マイルCSとG1を2連勝。
その後は安田記念、そしてマイルCSを連覇。
マイルという距離では抜かれそうで抜かせない絶対的なその強さ、最強だ。


第37位 キズナ 通算成績14戦7勝 [7-1-2-4](現)


キズナ

デビュー2連勝でクラシック制覇が期待されていたが、その素質は皐月賞トライアルの毎日杯で開花される。
追い込み競馬に徹し、ファンの度肝を抜いた。
皐月賞をパスして、京都新聞杯で再度追い込みの競馬に徹し、この馬の強さが本物であることを知らしめた。
その後は1番人気でダービーでもその強烈な差し脚を披露して、G1馬へと登り詰めた。
更なる飛躍を期待したくなる馬で、その差し脚にいつも魅了されていたい。


第36位 カンパニー 通算成績35戦12勝 [12-4-1-18]


カンパニー

G1馬になったのはなんと8歳になってから。
こんな遅咲きの馬は類を見ない。
8歳秋は毎日王冠と天皇賞秋ではライバルのウオッカを退け、好時計で快勝した。
引退レースとなったマイルCS(G1)でも危なげなく勝利して、有終の美で飾った。
馬にも例外的な存在がいることを証明した、最強の高齢馬だ。


第35位 エピファネイア 通算成績14戦6勝 [6-2-1-5](現)


エピファネイア

この馬の真骨頂は、ジャパンカップ(G1)で見せた最大の持久力。
道中は引っ掛かりながらも直線では後続を4馬身も引き離す圧勝劇。
ただ、この馬を乗りこなせたのはスミヨン騎手だけでありこの馬の潜在能力を引き出すのは非常に難しいと思われる。
強引な競馬でも構わない、そんなレースでG1の勲章が連なっていく姿をみたい。


第34位 ファインモーション 通算成績15戦8勝 [8-3-0-4]


ファインモーション

3歳時はG12勝を含むデビューから6連勝と最強の女傑が存在感に幅を利かせた。
それまでの勢いから、古馬の牡馬相手でもなぎ倒すのではないかと見込まれ、暮れの有馬記念では3歳牝馬が1番人気に支持された。
結果は5着と古馬の壁に阻まれたが、それまで快進撃は並の馬ではできない芸当。
勝つ時は風のようにしなやかに流れてるようで美しい。子供が作れないのが非常に残念。


第33位 ジェンティルドンナ 通算成績19戦10勝 [10-4-1-4]


ジェンティルドンナ

クラシック3冠を制し、G1を7勝した最強牝馬。
3歳で挑んだジャパンカップ(G1)ではオルフェーヴルを力でねじ伏せ、年度代表馬に輝いた。
そしてその2年後も年度代表馬に輝き、牝馬としては息の長い成績を残した馬だろう。


第32位 テイエムオペラオー 通算成績26戦14勝 [14-6-3-3]


テイエムオペラオー

いつも一生懸命走る馬で、栗毛の馬体は落ちつかせてくれる。
3歳で挑んだ有馬記念では、グラン巣ワンダーとスペシャルウィークに後少し及ばなかったが潜在能力の高さを証明した。
そして4歳時は8戦8勝(内G15勝)というとてつもない記録を樹立した。
26戦全て和田騎手が騎乗しており、人馬ともに大きな飛躍を遂げた出会いだったことだろう。


第31位 ブエナビスタ 通算成績23戦9勝 [9-8-3-3]


ブエナビスタ

国内のレースではデビューから19戦連続1番人気と非常に愛された馬だった。
それに2度も降着事件を起こしており、その印象はレースとは別のところでも大きなものとなっている。
4歳の途中から引退するまで12走全てG1レースだったというとてもタフな馬であった。
この馬が牝馬No1と推す競馬ファンも多いことだろう。


第30位 マヤノトップガン 通算成績21戦8勝 [8-4-5-4]


マヤノトップガン

この馬は記録の然ることながら記憶に残るレースが多い。
3歳で挑戦した有馬記念では華麗なる逃げ切り勝ちを演じ、翌年の阪神大賞典では後世語り継がれることになるナリタブライアンとの白熱のデットヒートを演じた。
引退レースとなってしまった天皇賞春では先に抜け出すサクラローレルとマーベラスサンデーを直線で外から豪快に差し切ってみせた。
緑輝くターフの上を外からピカピカに仕上げられた栗毛の馬体が美しいフォームで走り抜ける姿は忘れることなどできない。
緑と黄色の縦縞の勝負服も映えていて、知らぬ間に魅了されてしまっていた。
この馬にはたくさんの感動レースを見せてもらって、本当に感謝している。


第29位 ゴールドシップ 通算成績25戦13勝 [13-3-2-7](現)


ゴールドシップ

この馬を言葉で表すと、「個性的な頑固者」って表現がしっくりくる。
ゲートにはなかなか入らないときはあるし、スタートしても全然エンジンを入れようともしない。
そのままレースでも走らないときもあり、泣かされた競馬ファンも多いことだろう。
ただ、芦毛の馬体だけに勝つ時は本当に目立つもの。
2015年の阪神大賞典と天皇賞春では2段階のマクリを見せ、他の馬では真似することができない次元の技を見せてくれた。
速い時計の勝負ではコロっと負けてしまうところがまたお茶目。


第28位 サクラバクシンオー 通算成績21戦11勝 [11-2-1-7]


サクラバクシンオー

テンのスピードがとにかく速い。
それゆえ、脚質は先行か逃げになってしまう。
1200m戦に絞ってみると7戦7勝とパーフェクト。
スプリント部門だけの比較をするのであれば、この馬がNo1だと個人的には思っている。
引退レースとなった最後のスプリンターズSでの4馬身差の圧勝劇は、本当に強かった。


第27位 サクラローレル 通算成績22戦9勝 [9-5-4-4]


サクラローレル

3歳の秋から徐々に力をつけ始め、翌年の金杯では重賞初制覇を成し遂げる。
さぁこれから、といったところで骨折というアクシデント。
だけど、この馬は約1年の休養した後の中山記念を見事勝利するという快挙を成し遂げた。
この馬の潜在能力の高さを再認識したことに加え、次の天皇賞春ではナリタブライアンに2馬身差をつける快進撃で証明してみせた。
中距離・長距離をこなし、高速馬場・不良馬場も問題にせず力を発揮できたことがこの馬の安定感に繋がったのだろう。


第26位 トロットサンダー 通算成績22戦15勝 [15-2-2-3]


トロットサンダー

元祖マイル王と言えばこの馬だろう。
芝だろうがダートだろうが、マイルという距離では絶対負けないのだ。
元々は地方馬だっただけにダートで活躍していたが、中央に移籍してからは芝でも快挙を成し遂げていく。
その差し脚は強烈で、勝ったG12つのマイルCSと安田記念では共に上がり3Fを最速を計時している。
引退レースとなった安田記念でのタイキブリザードとヒシアケボノとの叩き合いは胸が高鳴っていたことを思い出す。


第25位 ウオッカ 通算成績26戦10勝 [10-5-3-8]


ウオッカ

3歳時のチューリップ賞の勝ち方を見て、「この馬はどこまで強くなるのだろうか?」とその強さに心底酔ってしまった。
最大のライバルであるダイワスカーレットがいたことにより、更なる進化を遂げられたのかも知れない。
64年ぶりのダービー制覇という偉業も成し遂げており、府中コースではこの馬の芯の強さを見ることが出来た。
個人的には度々競馬場まで足を運んで馬体を見に行っていたこともあり、非常に思い出深い1頭。


第24位 シンボリクリスエス 通算成績15戦8勝 [8-2-4-1]


シンボリクリスエス

全15戦して掲示板を一度も外しておらずいつも一生懸命に走る馬だったように思う。
3歳秋から飛躍的な成長を見せ、天皇賞秋、有馬記念と古馬を撃破してG12勝をもぎ取った。
翌年もその強さは健在で天皇賞秋と有馬記念を連覇するなど、その強さは圧巻だった。
特に引退レースとなってしまった有馬記念では9馬身差の圧勝劇を見せ、もう1年ターフでその走りを見せて欲しかったと今でも思う。


第23位 デュランダル 通算成績18戦8勝 [8-4-1-5]


デュランダル

スプリント戦でもマイル戦でも同じくらいの強さを発揮できる馬はそうなかなかいない。
鞍上池添を大きく成長させることになった馬のようにも思える。
追い込み脚質でありながらも、そしてどんな展開であっても一生懸命走って必ず追い込んでくる。
直線だけでごぼう抜きできるその速さに、完全に虜になってしまった。
産駒にも同じような脚質の仔が生まれてくることを願いたい。


第22位 ダンツシアトル 通算成績14戦8勝 [8-0-2-4]


ダンツシアトル

この馬の強さを評価するのは宝塚記念の1戦のみ。
初G1挑戦で並居る競合がひしめく中、稍重ながら2分10秒2という快速時計で快勝してみせた。
秋以降のG1レースで更なる強さを見せてくれると信じていたが、脚元が弱かったということもあり屈腱炎で引退を余儀なくされた。
個人的にはその秘めたる潜在能力の高さはかなりのものだったと思っている。


第21位 ジャスタウェイ 通算成績22戦6勝 [6-6-1-9]


ジャスタウェイ

誰もが知ってる世界一の馬。
だけど個人的には第21位。
ハマればものすごく強いけど、ハマらない時はあっさり負けてしまう。
その強さの真価は海外G1のドバイデューティフリーの直線で発揮され、2着以下に6馬身以上の差をつけて快勝してみせた。
凱旋門賞ではハープスターとともに盛り上げてくれたが、強さを発揮できずに残念な結果となってしまった。
積極的に海外にも遠征して競馬を盛り上げてくれたこの馬には感謝でいっぱいだ。


第20位 ダンスインザダーク 通算成績8戦5勝 [5-2-1-0]


ダンスインザダーク

姉兄にはダンスパートナーとエアダブリンがいる優等生として注目をされた。
3歳の秋までは能力の片鱗のみで走っていたような印象を受けた。
勝つ時の着差は決して大きなものではないが、その強さは奥深さを感じさせてくれた。
印象となるレースは菊花賞で、4コーナーで致命的な位置取りから直線だけで猛然と追い込み差し切って見せた。
ダンスの菊花賞勝利は非常に嬉しかったけど、翌日の屈腱炎のニュースがとても悲しかった。
古馬になったダンスインザダークの強さを心底見たかったと思う。


第19位 グラスワンダー 通算成績15戦9勝 [9-1-0-5]


グラスワンダー

デビューから4連勝の内容は超怪物級。
競馬史に新たな歴史を刻もうとした矢先に骨折をしてしまう・・・。
そこから立ち直り有馬記念の連覇や宝塚記念を制覇するなどの活躍を見せるが2歳時のインパクトには程遠い。
骨折してしまったことで、競馬界の1つの宝が失われたことを非常に残念に思う。


第18位 メジロマックイーン 通算成績21戦12勝 [12-6-1-2]


メジロマックイーン

菊花賞を勝利してから、葦毛の怪物の素質が開花される。
4コーナーではいつも射程圏を捉えて、直線では後続を引き離しに掛かる競馬はファンとしては安心感があった。
天皇賞秋ではG1レースで初めて降着(1→18着)を起こした馬でもある。
最終的には故障で引退を余儀なくされたが、歳を重ねても強さが衰えなかっただけに、ジャパンカップをこの馬が制する姿を見たかった。


第17位 クロフネ 通算成績10戦6勝 [6-1-2-1]


クロフネ

芝のレースでもG1勝ちを収めているけど、やっぱりダート部門での最強っぷりはこの馬。
ダートは2戦しかしていないけど、武蔵野Sでは9馬身差の圧勝劇。
続くJCダートでも7馬身差の圧勝劇。
芝並みに時計が速く、武豊騎手の自信を持った超ロングスパートもとてもワクワクさせてもらった。
ダート路線だったら敵なしだっただけに、屈腱炎さえなければ、もっとその強さを焼き付けられたのに・・・。


第16位 ノースフライト 通算成績11戦8勝 [8-2-0-1]


ノースフライト

「ふーちゃん」の相性で親しまれたファンの多い馬だったように思う。
可愛いニックネームに反するような鋭い差し脚には魅了されっぱなし。
ノースフライトの馬体をパドックで見てから、その馬体の美しさに完全に競馬にハマッてしまった。
個人的なことだけど、競馬にのめり込む契機を作ってくれた馬。
競合揃いの外国馬が揃った安田記念で2着に2馬身半差を付けての快勝は、鳥肌ものだ。


第15位 ビワハヤヒデ 通算成績16戦10勝 [10-5-0-1]


ビワハヤヒデ

首を使った沈み込むようなフットワークは豪快そのもの。
3歳春までは堅実というイメージだったが、秋からは一皮剥けた姿でファンを驚かせた。
菊花賞では先行して直線抜け出して、2着に5馬身の差を付ける圧勝劇。
翌年の宝塚記念でも5馬身差を付ける圧勝劇を演じており、決してステイヤーということでもなかった。
その圧倒的な強さも、引退レースとなる天皇賞秋では歯車が狂った。
直線で伸びるはずのハヤヒデが伸びずに馬群に飲まれて5着に敗戦した。
レース中に屈腱炎を発症しており、生涯連対を初めて外したレースとなり引退となった。
最強の弟、ナリタブライアンとの兄弟対決が実現しなかったことも非常に残念な結末となった。


第14位 ダイワスカーレット 通算成績12戦8勝 [8-4-0-0]


ダイワスカーレット

個人的には最強の牝馬だと思っている。
自らレースを作り出し、この馬をかわせる馬はほとんどいない。
この馬の真骨頂は驚異的な心肺機能。
この馬のことを早くから熟知していた安藤勝巳騎手の手綱捌きもスカーレットの強さを最大限に引き出すことができた様に思う。
海外でもこの馬の強さを見たかったが、浅屈腱炎で引退という非常に残念な最後となってしまった。
またスカーレットのレースが見たい。


第13位 トウカイテイオー 通算成績12戦9勝 [9-0-0-3]


トウカイテイオー

デビューから6連勝でダービーを制し、3冠は確実視され誰も疑いようのなかった勝ち方。
しかし、レース後に故障していることが判明し、幻の3冠馬になってしまった。
この馬の非凡なところは、長期の休養明けでもレースに勝つところ。
約10ヵ月の間隔を開けて出走した産経大阪杯ではムチを遣うことなく快勝してみせた。
引退レースとなってしまった有馬記念でも約1年の間隔が開いてのレースだったが、ビワハヤヒデを競り落として見せた。
潜在的な競走能力は世界の帝王といったところだろう。


第12位 ロードカナロア 通算成績19戦13勝 [13-5-1-0]


ロードカナロア

短距離界のスーパーエースという表現が相応しいように思う。
海外を含めスプリントG1を5勝もしている。
さらに安田記念も勝っており、底力は並大抵のものではない。
速い時計勝負にも強く、引退レースとなった香港スプリントSでは5馬身の差をつけて快勝し、自身で引退の花道を飾った。
その強さはなんとも誇らしい。


第11位 ミホノブルポン 通算成績8戦7勝 [7-1-0-0]


ミホノブルポン

馬は鍛えればどこまで強くなれるのか?
まさに鍛錬に鍛錬を積まれて強くなったのがミホノブルボン。
デビュー戦は1000mで最後のレースとなった菊花賞が3000mとなんという振れ幅。
デビューから7連勝という記録も然ることながら、皐月賞とダービーは逃げて影を踏ませぬ力強い競馬で圧勝。
無敗の3冠馬の誕生が期待されたが、さすがに距離の面で限界があったようだ。
それでも2着を確保したあたり、この馬の強さは見ることが出来た。
菊花賞の後は脚部不安や故障で引退してしまったが、古馬になってからのブルボンの逃げ切りを見てみたかった。


第10位 タイキシャトル 通算成績13戦11勝 [11-1-1-0]


タイキシャトル

最強の短距離馬だと個人的には思っている。
芝もダートも問わず、良馬場、重馬場も問わない、まさに名馬のお手本のような馬。
この馬の出るレースでは他の馬とスピードの絶対値が違っているように見える。
ジャック・ル・マロワ(G1)を勝った時の岡部騎手の男泣きも印象的だった。
とにかく強い!


第9位 アグネスタキオン 通算成績4戦4勝 [4-0-0-0]


アグネスタキオン

4戦4勝のパーフェクト勝利という成績ながら、3歳で早すぎる引退。
4コーナーで先団に取り付く脚は速く、直線でも抜け出してからは影を踏ませぬストライド。
レベルの高いライバル達を寄せ付けなかった勇士はインパクトが強過ぎた。
栗毛のピカピカの馬体は、テレビ画面を通じても輝きが伝わってきた。
もし、皐月賞の後も順調にいっていたら、間違いなく3冠馬になっていただろう。
そして、どれほど強くなったか計り知れない・・・。


第8位 キングカメハメハ 通算成績8戦7勝 [7-0-1-0]


キングカメハメハ

”最強の王様が降臨した!”
NHKマイルのレースを見た後は呆然としながらそう思ったものだ。
最初はなんでマイルに挑戦させるのかと疑問に思ったけど、5馬身差の圧勝劇を見て、自分が変な疑問を抱いたことを反省した。
次走のダービーでは早仕掛けながら、力の違いを見せつけレコード勝利。
安藤勝巳騎手が言い放った「誰が乗っても勝てる馬」という言葉。
裏を返せば、騎手目線からでも次元の違った馬だったのだろう。
3歳秋に屈腱炎で早期に現役を退いてしまったが、その豪快な強さをまだまだ見ていたかった。


第7位 シーザリオ 通算成績6戦5勝 [5-1-0-0]


シーザリオ

器用なのか、不器用なのかレース振りからは判断できない。
オークスではスローペースで直線向くまで後方に位置取りながらも直線だけで豪快に差し切り勝ち。
オークスの後は休養に入らずアメリカ遠征という異例な戦歴。
そのアメリカンオークスでは、早め先頭という今までとは全然異なる戦法ながら、4馬身差の圧勝劇。
おまけにレースレコード。
早すぎる引退が惜しまれるけど、福永祐一騎手に言わしめた、
「僕が乗った中での最強牝馬。それも群を抜いていた」
この言葉には、誰しもが納得の域だろう。


第6位 フジキセキ 通算成績4戦4勝 [4-0-0-0]


フジキセキ

この馬は特徴的なレースを見せてくれたと思う。
新馬戦では出遅れて最後方から徐々に位置取りを上げていって、直線では8馬身突き放す圧勝劇。
続く次走のもみじSでは後のダービー馬(タヤスツヨシ)をムチも使わず寄せ付けなかった圧勝劇。
引退レースとなった弥生賞では、直線ホッカイルソーに並ばれてから、もう1段階ギアが入って突き放すという芸当。
インパクトのあるレース振りは何年経っても忘れられない。
この馬も故障による早期引退。「無事是名馬」はこの馬の為の言葉のように思う。


第5位 エルコンドルパサー 通算成績11戦8勝 [8-3-0-0]


エルコンドルパサー

芝、ダート、そして環境を問わない最強の精神力を持ち合わせた馬だったと思う。
とにかく馬がレースを知っているかのような感じ。
海外でのレースを含めても連対率は100%と安定感も抜群。
国内で最後のレースとなったジャパンカップでは、スペシャルウィークやエアグルーヴに影を踏ませぬ横綱相撲。
その強さが引退レースとなる凱旋門賞で惜敗2着で証明されたように思う。
この馬でも凱旋門賞を勝てなかったのだから、日本馬が勝利するのが如何に難しいかが分かる。


第4位 サイレンススズカ 通算成績16戦9勝 [9-1-0-6]


サイレンススズカ

秘めたるポテンシャルを”気性難”という防壁から見事に天才武豊が突き破ってみせた。
4歳になってからは6連勝と完全に能力を開花させることに成功した。
1戦毎に速さと強さに磨きがかかっていったように思う。
伝説のレースとなった毎日王冠では1歳年下のグラスワンダーとエルコンドルパサーに一瞬の隙さえも与えなかった。
勝ち時計も1分44秒台と非常に速く、観ているファンを魅了した。
みんなスズカの圧倒的なスピードの虜になっていたのではないだろうか。
それゆえ、天皇賞秋での不慮のアクシデントは思い出す度、目頭が熱くなる。


第3位 ナリタブライアン 通算成績21戦12勝 [12-3-1-5]


ナリタブライアン

漆黒の馬体に真っ白なシャドーロール。
そして、首を上下に使った沈み込むフォームはこの馬の特徴的な走り。
そのシャドーロールを装着し始めた京都3歳Sから一気に能力が開花した感じだった。
個人的にも競馬をやり始めたばかりだったが、この馬には何回も衝撃を受けた。
「この馬は他の馬とは全然違う」と素人ながらそう感じていた。
骨折するまでの2年間のレース内容は、自分の中のスーパースターの礎だった。
本当にありがとう。
ナリタブライアンの影響もあり、今でも首をうまく使って走る馬には魅了されてしまう。


第2位 オルフェーヴル 通算成績21戦12勝 [12-6-1-2]


オルフェーヴル

決してエリートとしてデビューをした訳ではない。
2勝目をあげるのに6戦も掛かっている。
3歳時のレースではキャリアを積むごとに強くなっていってるのを感じていたが、正直ここまで強くなるとは思っていなかった。
特にダービーを勝った時点で3冠を確信できるほどの強い内容だったと思う。
4歳と5歳時には凱旋門賞でともに2着と本当にあと1歩の内容で、日本中の期待を背負いながらよく頑張ったと称えたい。
引退レースとなった有馬記念では、今まで見たことないような早仕掛けからの8馬身差の圧勝劇。
最後までその強さを忘れることはないだろう。ありがとう。


第1位 ディープインパクト 通算成績14戦12勝 [12-1-0-1]


ディープインパクト

やっぱりこの馬が最強だと思う。
それまではナリタブライアンが揺るがざる最強馬だと自分の中で思っていた。
だけど、その想いもディープの新馬戦を見てから揺るぎ始めた。
2戦目の若駒Sのレースを見たときには、もう伝説は始まったなって思っていた。
そして、無敗で3冠達成という偉業もこの馬ならできると信じていた。
自分の中ではディープインパクトが天皇賞春で見せたレース内容が、今までの競馬史上最高に強い内容だと思う。
ディープインパクトのような強い馬が、仔から出てくることを願いたい。

【調教展望】阪神11R 鳴尾記念(G3)(2015年)

【データ】過去10年の勝馬データから、安田記念(G1)を占う(2015年)

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春天のディープのパフォーマンスをされては誰も勝てないだろう。

あのレースは度肝を抜かれたなぁ。

名前: - [Edit] 2016-05-19 22:28

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