今週末は牡馬クラシック第一弾の「皐月賞(G1)」が行われる。

今年の出走メンバーを見渡す限り、実力の片鱗しか覗かせていない馬が多いのではないかと思う。

桜花賞では全勝で挑んだ馬達が破れてしまったが、それだけキャリアというのも大きなファクターに成り得るのだろう。


ディープインパクトやオルフェーヴルのような絶対的な存在がいないメンバー構成だけに、過去の勝馬のデータがきっと役に立ってくることだろう。

混戦ひしめくメンバーだけに、最後の一押しはデータ面を信頼してもいいのではないだろうか。


2009年皐月賞優勝
(2009年優勝馬:アンライバルド)


過去10年の皐月賞(G1)の勝馬データ

※皐月賞(G1)・・・(中山)芝2000m
【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 ペース
2014年 イスラボニータ 1:59.6 M(平均)
2013年 ロゴタイプ 1:58.0 M(平均)
2012年 ゴールドシップ 2:01.3 H(ハイ)
2010年 ヴィクトワールピサ 2:00.8 M(平均)
2009年 アンライバルド 1:58.7 M(平均)
2008年 キャプテントゥーレ 2:01.7 S(スロー)
2007年 ヴィクトリー 1:59.9 M(平均)
2006年 メイショウサムソン 1:59.9 M(平均)
2005年 ディープインパクト 1:59.2 S(スロー)
2004年 ダイワメジャー 1:58.6 S(スロー)

※オルフェーヴルが勝った2011年は東京コース開催の為、データから割愛しています。

牽制し合う展開になりやすいのか、2000mという距離ながらハイペースになったのは2012年の1回のみ。
トリッキーなコース形態だけに、逃げ馬や先行馬がどんなペースを作り出すのか非常に重要なところ。


【人気】
・1番人気 3頭
・2番人気 1頭
・3番人気 1頭
・4番人気 1頭
・5番人気以下 4頭

以外にも5番人気以下の馬が4頭も勝っている。
やはりまだまだキャリアの浅い3歳馬だけに、天候や展開、仕掛け処など様々な要因に左右されてしまう面があるのだろう。
事前に想定するのは困難かも知れないが、人気馬は疑って掛かる必要はありそうだ。


【前走の着順】
・1着 8頭
・2着 0頭
・3着 1頭
・4着 1頭

一番負けていた馬でも0.4秒差の4着という前走の内容。
10頭中8頭が前走を勝っており、基本的には前走1着だった馬を素直に信頼したい。
逆に前走2着だった馬からは勝利馬がここ10年出ていない。
この時期の敗戦はやはりマイナスと捉えるべきか。


【前走からの間隔】
・中4週 5頭
・中6週 3頭
・中8週 1頭
・中9週 1頭

基本的には、過去10年の勝馬たちは必ずトライアルレースをステップにして皐月賞を勝利している。
共同通信杯、若葉S、スプリングS、弥生賞の何れかであり、毎日杯からの勝馬は近年では出ていない。


【キャリア】
・3戦 2頭
・4戦 2頭
・5戦 3頭
・6戦 1頭
・7戦 1頭
・9戦 1頭

出走キャリアを見ると、3戦~9戦と幅広い。
馬によって成長のタイミングが異なるだけに、そんなにキャリア数を気にする必要はないとみていいのではないか。


【脚質】
・逃げ 2頭
・先行 3頭
・差し 5頭
・追込 0頭

中山コース独特な内容かも知れない。
やはり多頭数の中山コースで追い込み一辺倒という戦法は通用しないと見て良さそうだ。
直線入り口では射程圏内に捉える競馬ができるかどうかといったところか。
近年では、ヴィクトワールピサ、ゴールドシップ、イスラボニータなどの自分から動いていける馬の活躍が目立っている。


【枠順】
・1枠 1頭
・2枠 0頭
・3枠 2頭
・4枠 1頭
・5枠 0頭
・6枠 0頭
・7枠 4頭
・8枠 2頭

馬場状態は大きな要因となってくるだろうが、7、8枠から勝馬が多くでているのは開催最終週ということが考えられる。
内馬場が荒れて、多少外を回しても外の方が伸びるという結果が枠順に現れているのではないか。
2015年の馬場はそれなりに荒れており、直前の馬場状態は要チェックだろう。


【種牡馬データ:勝率】
・1位 ハービンジャー(15.4%)
・2位 ディープインパクト(11.1%)
・2位 ゼンノロブロイ(11.1%)

【種牡馬データ:複勝率】
・1位 ハービンジャー(38.5%)
・2位 ハーツクライ(37.3%)
・3位 ディープインパクト(37.0%)

※データは産経大阪杯登録馬による2012年からの過去3年強の中山芝2000mでの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象

ハービンジャー産駒の活躍が目立っているのが分かる。
レースを見ている限り、一瞬の切れ味というよりも長くいい脚を使う馬が多い様に見て感じ取れる。
直線の短い中山コースの特徴として、一瞬の切れ味よりも長くいい脚を使う馬に分があるのだろう。
種牡馬のデータ結果にも注目してみたいレースと言える。


(まとめ)
いかがだったでしょうか。

2015年はトライアルレースでもレベルの高いレースが繰り広げられ、そのまま皐月賞で激突する構図となりそうですね。

多くの実力馬が故障もなく頂上決戦を迎えられることにファンとしても幸せな気持ちになると思います。

まだ土つかずの馬の参戦もこの皐月賞を大いに盛り上げてくれることだろうと思います。

桜花賞では断然人気のルージュバックが展開に泣かされる結果となったことから、より展開予想の重要性を感じた人も多いはずです。

まずはどんな展開になりそうか、そこに注力をしておきたいところですね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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