週末の日曜日、中山競馬場ではヴィクトリアマイル(G1)の前哨戦「中山牝馬S(G3)」が行われる。

ハンデ戦ということもあり、混戦に拍車を掛ける下地は整った感じ。

トリッキーな中山コースということもあり、本番の東京コースのマイル仕様に直結するかは疑問なところもあるけど、過去の勝馬データを参考に傾向等を紐解いていこう。


2014年優勝馬 フーラブライド
(2014年優勝馬 フーラブライド)


過去10年の中山牝馬S(G3)の勝馬データ


※中山牝馬S(G3)・・・(中山)芝1800m
【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 ペース
2014年 フーラブライド 1:48.5 M(平均)
2013年 マイネイサベル 1:48.5 M(平均)
2012年 レディアルバローザ 1:50.6 M(平均)
2010年 ニシノブルームーン 1:47.6 H(ハイ)
2009年 キストゥヘヴン 1:49.1 M(平均)
2008年 ヤマニンメルベイユ 1:48.4 M(平均)
2007年 マイネサマンサ 1:50.2 M(平均)
2006年 ヤマニンシュクル 1:47.8 M(平均)
2005年 ウイングレット 1:49.7 S(スロー)
2004年 オースミコスモ 1:46.1 M(平均)

※2011年は阪神競馬場で開催されたため、割愛して表示しています。

開催年により展開はハイペースだったり、平均ペースだったり、スローペースだったりと。
展開予想をしっかりとやって、備えたいところか。
走破時計も年によってバラバラな感じで、事前の馬場状態のチェックを忘れないようにしよう。


【人気】
・1番人気 3頭
・4番人気 2頭
・6番人気 2頭
・8番人気 2頭
・9番人気 1頭

1番人気は過去10年で3頭とそこまで信頼に足る数値ではない。
2番人気、3番人気と上位人気の馬の勝利がなく、荒れやすいレースとも言えるのではないか。
力の必要な中山コースのハンデ戦だけに、斤量との兼ね合いが大きな肝になっているのだろう。


【年齢】
・4歳 1頭
・5歳 5頭
・6歳 3頭
・7歳 1頭

年齢の中心は5歳、6歳とみることができる。
4歳馬の活躍が少ないのが気になるところであるが、キャリアも大きなファクターとして捉える必要がありそうだ。
7歳以上は多少割り引いて考えたいところ。


【斤量】
・53キロ 3頭
・54キロ 1頭
・55キロ 2頭
・56キロ 3頭
・56.5キロ 1頭

斤量面は幅広い。
53キロより軽い斤量の馬は勝っていないし、斤量が軽過ぎるのも単にプラス材料にはならないようだ。
逆に56キロ以上を背負っていても4頭が勝っており、トップハンデの馬は注目が必要ということだろう。


【前走からの間隔】
・中5週 2頭
・中6週 5頭
・中8週以上 3頭

半数以上が年明けに1走はしている。
ただ、極端に詰まったローテーションの馬も見当たらず、間隔を詰めて使われている馬は多少割り引いて考えておいた方が無難か。
休養明けでも仕上がりが良ければ、特に問題なさそうだ。


【前走の着順】
・1着 0頭
・2着 2頭
・3着 2頭
・4着 1頭
・5着以降 5頭

前走の着順で1着だった馬はいない。
特に前走の着順にはこだわる必要はなさそう。
調子の良さそうな馬を見極めることとハンデとの兼ね合いをしっかりと検討に入れたいところ。


【前走の格】
・G1 1頭
・G2 1頭
・G3 7頭
・OP 1頭
・条件戦 0頭

前走が条件戦だった馬からの勝利はなし。
やはり、ある程度のレベルの高いレース経験が必要だということだろう。
5歳馬と6歳馬が中心に活躍しているということに合点がいく。


【枠順】
・1枠 1頭
・2枠 2頭
・3枠 1頭
・4枠 1頭
・5枠 3頭
・6枠 2頭
・7枠 0頭
・8枠 0頭

顕著な結果が出ている。
外枠の7枠、8枠からは過去10年で勝馬が出ていない。
牝馬限定のハンデ戦ということもあり、外枠の距離のロスが着順に直結しやすいということだろう。
ただし決めつけは避けた方がよく、事前の馬場状態のチェックは欠かさないようにしよう。


【種牡馬データ:勝率】
・1位 キングカメハメハ(11.4%)
・2位 ディープインパクト(9.5%)
・3位 フジキセキ(9.1%)

【種牡馬データ:複勝率】
・1位 ブライアンズタイム(40.0%)
・2位 ダイワメジャー(35.2%)
・3位 フジキセキ(31.8%)

※データは中山牝馬S登録馬による2012年からの過去3年強の中山芝1800mでの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象


勝率の1位はキングカメハメハだが、勝率11.4%と低い値。

混戦を示唆しているかの結果。

複勝率を見ると、勝率の種牡馬とは入れ替わりがあり、ブライアンズタイム産駒、ダイワメジャー産駒の安定感が目立つ。

勝ち切れないところがあるのだろうが、中山コースの独特なコース形態が合っているのだろう。

出走して来たら、注目はしておきたいところ。

(ブライアンズタイム産駒)
・マイネグレヴィル

(ダイワメジャー産駒)
・グレイスフラワー



(まとめ)

上記において、過去10年の中山記念(G3)の勝馬データを算出してみました。

いかがだったでしょうか。

枠順や年齢、斤量面などをしっかりと2015年の出走馬に照らし合せてみたい内容だったように思います。

お役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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