2013年のマイルチャンピオンシップは、優勝したトーセンラーの豪脚がまだ記憶に新しいところだろうと思う。

戦前までは、マイルに適応できるかどうか疑問符が付けられていたけど、終わってみればマイルという距離が1番合っているかのような印象を残した。

そして、そこから1年という時間はあっという間に過ぎ去って、今週は2014年のマイルCSを迎える。

登録馬は20頭。その中には、もちろんトーセンラーの名前もある。

その他、前哨戦のスワンS(G2)を快勝してきた快速馬のミッキーアイルの名もあり、混戦ムードに拍車が掛かる。

例年に比べて、そんなにレベルの高いメンバー構成とは言えないだろうけど、過去のデータを参考にすることにより、2014年の勝馬の傾向を占ってみたいと思う。



(2013年優勝馬 トーセンラー)


※マイルCS(G1)・・・芝1600m戦
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<データ算出条件>
・過去10年のマイルCS(G1)の勝馬データ
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【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 前半3F 後半3F ペース
2013年 トーセンラー 1分32秒4 35秒1 34秒1 M(平均)
2012年 サダムパテック 1分32秒9 35秒0 34秒7 M(平均)
2011年 エイシンアポロン 1分33秒9 34秒4 35秒3 M(平均)
2010年 エーシンフォワード 1分31秒8 33秒7 35秒1 H(ハイ)
2009年 カンパニー 1分33秒2 34秒8 34秒5 M(平均)
2008年 ブルーメンブラット 1分32秒6 34秒4 34秒7 M(平均)
2007年 ダイワメジャー 1分32秒7 34秒4 34秒7 M(平均)
2006年 ダイワメジャー 1分32秒7 34秒0 35秒2 H(ハイ)
2005年 ハットトリック 1分32秒1 34秒2 35秒0 H(ハイ)
2004年 デュランダル 1分33秒0 34秒9 34秒6 M(平均)

G1レースということもあり、過去10年ではスローペースの展開にはなっていない。
2014年はミッキーアイルというテンの速い馬がいて、どのようなラップを刻むのかが非常に興味深い。
ダイワメジャーのような面の皮が厚いレースができれば、多少ペースが速くなっても先行勢でも押切りが可能なコースとも言えるだろう。


【年齢】
・4歳 3頭
・5歳 5頭
・6歳 1頭
・8歳 1頭

過去10年では3歳馬の優勝はない。
中心は4、5歳と言えるだろう。
ただし、6歳馬も1頭しか勝っていないし、今年6歳のトーセンラーは少なからず力の衰えを考慮しないといけないところか。
8歳馬での勝馬はカンパニーと超晩成のこの馬は例外と捉えて大丈夫だろう。


【性別】
・牡馬 9頭
・牝馬 1頭

出走馬の割合から考えれば、もう少し牝馬の活躍があっていいところだけど、この結果を見る限りでは、牡馬の活躍が中心となるレースと言えるかもしれない。
2014年の牝馬の登録はエクセラントカーヴ、ホウライアキコ、ホエールキャプチャの3頭と力のある牝馬の登録はない感はある。


【人気】
・1番人気 4頭
・2番人気 1頭
・3番人気 1頭
・4番人気 2頭
・5番人気以降 2頭

1番人気は4頭(カンパニー、ダイワメジャー(2回)、デュランダル)とG1級の実力を持った馬は信頼してもいいということだろう。
2014年はG1級の力を持っている馬は少ないだけに、どのような結果になるだろうか。


【前走からの間隔】
・中3週 6頭
・中4週 1頭
・中5週 1頭
・中6週 1頭
・中7週 1頭

レース間隔は圧倒的に中3週。
中3週に該当するレースは、スワンS(G2)と天皇賞秋(G1)。
2014年も単純に中3週の馬に注目してみるのが筋だろう。
2ヵ月以上の間隔を開けた馬の勝利は過去10年ではなく、やはり一叩きはしておいた方が良いと思われる。


【前走のレース】
・天皇賞秋(G1) 5頭
・スワンS(G2) 1頭
・京都大賞典(G2) 1頭
・府中牝馬S(G3) 1頭
・富士S(G3) 1頭
・スプリンターズS(G1) 1頭

ステップレースは圧倒的に天皇賞秋(G1)。
短い間隔で調整がしやすいということだろうか。
それ以外は様々で、特にステップに使ったレースにこだわる必要はなさそう。
それよりも当日の状態がより大切だということだろう。


【前走の着順】
・1着 4頭
・2着 1頭
・3着 1頭
・5着以降 4頭

5着以降に負けていた馬の前走は全てG2以上のレース。
前走の着順が良いことに越したことはないだろうが、逆にそこまで固執しなくても大丈夫ということだろう。


【枠順】
・1枠 1頭
・2枠 1頭
・3枠 3頭
・4枠 3頭
・5枠 1頭
・6枠 0頭
・7枠 1頭
・8枠 0頭

先週のエリザベス女王杯(G1)のレースを見ても、まだまだ馬場の内側の状態は良い。
そして、さらにマイルCSの週は仮柵の移動があり、内枠の有利は変わらないということだろう。
2014年も内枠有利の傾向は変わらないだろう。


【種牡馬データ:勝率】
・1位 ディープインパクト(12.8%)
・2位 アグネスタキオン(11.9%)
・3位 サクラバクシンオー(10.0%)

※データは過去3年の京都芝1600mでの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象


【種牡馬データ:複勝率】
・1位 ディープインパクト(40.4%)
・2位 アグネスタキオン(34.3%)
・3位 サクラバクシンオー(32.5%)

※データは過去3年の京都芝1600mでの種牡馬実績
※最低出走回数は10回以上の種牡馬が対象


種牡馬のデータはマイルCSに登録している馬の種牡馬を対象としている。
データを見る限り、勝率(1着)と複勝率(3着以内)では同じ種牡馬という結果になった。
先週のエリザベス女王杯(G1)でもディープインパクト産駒のラキシスが勝っており、京都コースでのディープ産駒は強い。
2014年はディープインパクト産駒が6頭も登録しており、焦点はやはりその点か。



と、過去10年のマイルCS(G1)の勝馬データを算出してみた。

やはり気にしないといけないのは、仮柵移動があるということで、「内枠有利」という概念だろう。

それ以外には3歳馬が苦戦をしている、という点か。

ミッキーアイルはファンの多い馬で、人気をするだろうが、馬券を購入する際には私情を挟まないようにして予想をしていくのがベストだろう。

秋のG1は、重賞未勝利の馬たちの活躍が目立っていて、そんなことを言われると、フィエロに食指が動いてしまうのも仕方がない面があるのも確か(^^;。


上記データが参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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