2014年のエリザベス女王杯(G1)の登録馬のメンバーを見ると、力の拮抗したメンバー達が集ったと言えるだろう。

毎年そうなのだけど、3歳馬と古馬との力関係は全く持って不透明。

しかし、今年の3歳馬は秋華賞を大レコードで快勝したショウナンパンドラと2着のヌーヴォレコルト、3着のタガノエトワールなど世代上位馬が揃って登録。

迎え撃つ古馬陣は、昨年の覇者メイショウマンボ、絶好調のラキシス、府中牝馬Sの上位組、ヴィルシーナやホエールキャプチャなどの実績馬も態勢を整えている。

近年これだけ混戦になることはなかったようにさえ思える。

それだけに難解さは増すだろうが、歴代の勝馬達の過去10年のデータを参考に2014年の勝馬を占っていきたいと思う。


(2013年優勝馬 メイショウマンボ)


※エリザベス女王杯(G1)・・・芝2200m戦
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<データ算出条件>
・過去10年のエリザベス女王杯(G1)の勝馬データ
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【過去10年の勝ち時計とペース】
開催年 勝馬 タイム 馬場 前半3F 後半3F ペース
2013年 メイショウマンボ 2分16秒6 36秒7 34秒5 S(スロー)
2012年 レインボーダリア 2分16秒3 37秒2 36秒4 M(平均)
2011年 スノーフェアリー 2分11秒6 34秒3 37秒1 H(ハイ)
2010年 スノーフェアリー 2分12秒5 36秒2 36秒3 M(平均)
2009年 クィーンスプマンテ 2分13秒6 36秒0 36秒8 M(平均)
2008年 リトルアマポーラ 2分12秒1 35秒1 35秒2 H(ハイ)
2007年 ダイワスカーレット 2分11秒9 36秒2 34秒1 S(スロー)
2006年 フサイチパンドラ 2分11秒6 34秒8 36秒5 H(ハイ)
2005年 スイープトウショウ 2分12秒5 35秒1 34秒7 M(平均)
2004年 アドマイヤグルーヴ 2分13秒6 36秒2 35秒4 M(平均)


過去のデータを見ている限り、2年連続で好走している馬が多いように思う。

・アドマイヤグルーヴ(2003年1着、2004年1着)
・スイープトウショウ(2005年1着、2006年2着)
・フサイチパンドラ(2006年1着、2007年2着)
・スノーフェアリー(2010年1着、2011年1着)
・アパパネ(2010年3着、2011年3着)

昨年の勝馬のメイショウマンボは然ることながら、2着だったラキシス、3着だったアロマティコも登録している。
この3頭の動向は注意深く見ておきたいデータだ。


【年齢】
・3歳 5頭
・4歳 3頭
・5歳 2頭

年齢はなかなか顕著なデータが出ている。
年齢は若い方が良いような感じだ。
6歳馬以上の活躍は難しいと捉えておこう。


【人気】
・1番人気 2頭
・2番人気 3頭
・4番人気 2頭
・5番人気以降 3頭


1番人気は2頭と信頼に足るデータではない。
5番人気以降の馬は過去10年で3頭来ており、荒れるときは荒れるレース。
特に人気に関しての偏りはないと言えるだろう。


【前走からの間隔】
・中2週 2頭
・中3週 0頭
・中4週 6頭
・中5週 1頭
・中9週 1頭

中9週の勝馬は2010年のスノーフェアリー。
休養明けでは、G1級の力を持っていることが前提とみておきたい。
秋に1戦以上している馬を選ぶのがセオリーと言えるだろう。


【前走のレース】
・天皇賞秋(G1) 2頭
・秋華賞(G1) 4頭
・京都大賞典(G2) 1頭
・府中牝馬S(G2) 1頭
・海外(G1) 2頭

海外のG1から参戦しているのは2010年、11年のスノーフェアリー。
国内組からの参戦は、前走がG2以上のレースである。
それなりのレースレベルを経験していないと、やはり制覇は難しいG1ということなのだろう。
このデータは頭の片隅に入れておきたいデータだ。


【前走の着順】
・1着 2頭
・2着 0頭
・3着 3頭
・4着 2頭
・5着以降 3頭

前走の着順もバラバラで、特に気にする必要はないか。
ただ、前走2着だった馬から勝馬が出ていないのが気になるところ。


【所属】
・栗東 6頭
・美浦 2頭
・海外 2頭


関西馬がここ10年では6勝と少し西高東低の傾向になっている。


【枠順】
・1枠 0頭
・2枠 1頭
・3枠 1頭
・4枠 2頭
・5枠 1頭
・6枠 1頭
・7枠 0頭
・8枠 4頭

8枠から4頭の勝馬が出ているところを見ると、馬場が悪くなってくる時期ではあることが当てはまる。
その点は予想の段階である程度考慮に入れないといけない事項だろうと思う。
直線でうまく馬場の良いところに出せる馬が優位と捉えたい。



と、過去10年のエリザベス女王杯(G1)の勝馬データを算出してみた。

過去10年の勝馬では、3歳(5頭) VS 古馬(5頭)で、まったくの五分の結果となっている。

非常に面白い結果になっていると思う。

今年の3歳牝馬はレベルが高いと思われるけど、前年同レースで好走した古馬陣もデータから推したいところ。

後は、出走馬と枠順が決まれば、また視点が変わることも出てくるだろうし、心待ちにしたいレースだ。

【調教展望】東京11R 武蔵野S(G3)

【調教展望】福島11R 東北S

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