今週の日曜日のG1戦は菊花賞。

牡馬3冠の最後のレースとなる。

2014年の菊花賞(G1)を語るにあたり、絶対に欠かせない馬は、ダービー馬である『ワンアンドオンリー』。

人気は当然のことながら、前走の神戸新聞杯ではインパクトのある勝ち方をしているだけに、その注目度は高いだろう。

さらに鞍上の横山典弘は逃げて良し、最後方から差して良し、と自在の騎乗スタイルを見せている。

そんなワンアンドオンリーに死角があるのか、過去の出走レースを参考に徹底解剖してみたいと思う。





■ デビュー戦 ■
【月日】:2013年8月4日
【レース】:新馬戦 芝1800m(良)
【着順】:12着
【鞍上】:国分 優作
【走破時計】:1分53秒5
【Rラップ】:(前)38.2秒 (後)35.0秒
【ペース】:スローペース
【通過順】:9-9-12-12

デビュー戦は3コーナーから後方から差を詰めることができず12着と大敗。


■ 2戦目 ■
【月日】:2013年9月7日
【レース】:未勝利戦 芝1600m(良)
【着順】:2着
【鞍上】:国分 優作
【走破時計】:1分34秒7
【Rラップ】:(前)35.3秒 (後)34.6秒
【ペース】:平均ペース
【通過順】:6-7

2戦目で13番人気で2着といきなりの一変。
走る片鱗をここで見せるようになってきたか。


■ 3戦目 ■
【月日】:2013年9月29日
【レース】:未勝利戦 芝1600m(良)
【着順】:1着
【鞍上】:国分 優作
【走破時計】:1分36秒5
【Rラップ】:(前)37.1秒 (後)33.8秒
【ペース】:スローペース
【通過順】:9-7

3戦目で未勝利戦を勝ち上がる。
スローペースながら道中は中団から33秒4の脚で差し切る。


■ 4戦目 ■
【月日】:2013年10月26日
【レース】:萩S(OP) 芝1800m(稍)
【着順】:2着
【鞍上】:国分 優作
【走破時計】:1分48秒4
【Rラップ】:(前)35.9秒 (後)35.6秒
【ペース】:平均ペース
【通過順】:5-4

このレースは9頭立てで差のないレースをするも、2着。
まだまだ本格化はしていないと言える。


■ 5戦目 ■
【月日】:2013年11月16日
【レース】:東スポ杯(G3) 芝1800m(良)
【着順】:6着
【鞍上】:横山 典弘
【走破時計】:1分46秒3
【Rラップ】:(前)35.8秒 (後)34.4秒
【ペース】:平均ペース
【通過順】:6-8-8

5戦目で鞍上は横山典弘に乗り代わり、名コンビの誕生となる。
ただ、レースでは6着とレベルの高いレースにまだ能力は追い付いていない感じ。


■ 6戦目 ■
【月日】:2013年12月21日
【レース】:ラジオNIKKEI賞(G3) 芝2000m(稍)
【着順】:1着
【鞍上】:ルメール
【走破時計】:2分4秒3
【Rラップ】:(前)37.7秒 (後)35.3秒
【ペース】:スローペース
【通過順】:9-8-8-8

鞍上は一旦、ルメールに乗り代わる。
非常に力のいる馬場の中、中団から力強く伸びて差し切り勝ち。
荒れた馬場とスローペースも問題にせず、精神面の強さを見せた。


■ 7戦目 ■
【月日】:2014年3月9日
【レース】:弥生賞(G2) 芝2000m(良)
【着順】:2着
【鞍上】:横山 典弘
【走破時計】:2分1秒4
【Rラップ】:(前)35.6秒 (後)36.4秒
【ペース】:平均ペース
【通過順】:10-10-8-8

中11週とデビュー以来、初めての休養明けのレース。
断然1番人気のトゥザワールドが早めに仕掛け勝ちに行くレースを見せる中、
直線までじっくりと構え、最後はハナ差まで詰め寄る差し脚を見せた。
後半時計の掛かるレースでも難なく対応し、スタミナ豊富な面が垣間見えた。


■ 8戦目 ■
【月日】:2014年4月20日
【レース】:皐月賞(G1) 芝2000m(良)
【着順】:4着
【鞍上】:横山 典弘
【走破時計】:1分59秒9
【Rラップ】:(前)35.6秒 (後)35.3秒
【ペース】:平均ペース
【通過順】:18-18-17-12

8戦目でG1に挑戦。
中山コースで2コーナーまで最後方と致命的な位置。
3コーナーから少しずつ上がっていくも、4着まで詰め寄ったところがゴール。
コース形態に泣いた形だが、一番強いと印象づけた。


■ 9戦目 ■
【月日】:2014年6月1日
【レース】:ダービー(G1) 芝2400m(良)
【着順】:1着
【鞍上】:横山 典弘
【走破時計】:2分24秒6
【Rラップ】:(前)34.9秒 (後)34.4秒
【ペース】:スローペース
【通過順】:5-5-6-5

皐月賞の最高方スタートから一変して、スタートから先行策。
鞍上の横山典弘の好騎乗が光ったレース。
道中はスローで流れ、最後の直線はワンアンドオンリーの得意な差し脚勝負。
1番人気の皐月賞馬イスラボニータを競落し、並んだ時の力強さを発揮した。


■ 10戦目 ■
【月日】:2014年9月28日
【レース】:神戸新聞杯(G2) 芝2400m(良)
【着順】:1着
【鞍上】:横山 典弘
【走破時計】:2分24秒4
【Rラップ】:(前)36.6秒 (後)35.3秒
【ペース】:平均ペース
【通過順】:14-14-13-4

ダービー後の休養明けのレース。
どんな勝ち方をするか注目されたレースであり、皐月賞の時のようなマクっていくレースを見せた。
残り1000mあたりからスパートし、直線入り口には先頭集団に取り付いていた。
直線では後続に1度交されるも、勝負根性の強さで差し返す芸当を見せた。
4コーナー手前のマクリの脚の速さはまさしく一流馬のそのものだったように思う。



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■ ワンアンドオンリーの徹底解剖
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今までの戦歴から言えることは、ハイペースは経験がないということ。

平均ペースとスローペースにおいては、切れ味勝負のレースをしても大丈夫だし、息の長い脚を使ったレースをしても大丈夫だということが判る。

過去にも菊花賞ではオウケンブルースリやゴールドシップなど、マクリのレースをして勝っている馬もいるし、前走の神戸新聞杯のようなマクリのレースをすれば、ワンアンドオンリーの勝つ可能性は非常に高いと思われる。


後は、ハイペースになる可能性があるかを探っておく必要がある。

登録馬を見渡すと、出走して来れば、「サングラス」あたりが逃げそうな感じはあるが、前走のセントライト記念では平均ペースで逃げておきながら最後はバテている。

よって、さらに距離が延びる菊花賞でハイペースで逃げることは考えづらい。


■ 菊花賞の登録馬はここをクリック


登録馬を見ていると、展開面はペースが速くはなりそうにない感じを受ける。


後は、京都コースがどうなのかを見てみると、

過去にワンアンドオンリーは萩S(2歳OP)で1度京都コースを走ったことがある。

その時は2着と好走しており、京都コースが苦手といったことは言えないだろう。


展開面、コース面、実績面と1歩抜けている感じで、ワンアンドオンリーに死角は特に見当たらない感じだ。

菊花賞はワンアンドオンリーがどんな勝ち方をするのかを予想した方が良いレースなのかも知れない。

【調教展望】京都11R 菊花賞(G1)

【データ】過去10年の勝馬データから、菊花賞(G1)を占う

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