2014年のエルムステークス(G3)は、登録メンバーを見渡すとかなり揃ったように思う。

ジェベルムーサやソロル、ブライトライン、そして一昨年の覇者ローマンレジェンド、

更に、昨年の覇者フリートストリートと、申し分ないメンバー構成だろう。

恐らく登録馬は多いためにフルゲートでの出走になるだろう。


開幕週だけにどんな傾向になるのかは、過去のレースからある程度予想をするしかない。

そして、過去のエルムステークスを見てみると、

ある傾向が見られる・・・。


それは、

『出走メンバーのレベルに応じて走破時計の速さが違う』

ということである。


※但し、昨年の2013年は函館で施行、2009年は新潟で施行されており、参考外とする


走破時計を横並びに見てみると一目瞭然なはず。

(過去のエルムステークスの走破時計)
2012年 1分42秒2(良) 「G1級メンバー」
2011年 1分44秒2(良) 「G3級メンバー」
2010年 1分43秒5(良) 「G3級メンバー」
2008年 1分42秒9(良) 「G2級メンバー」

と、2008年までを見てみると、最速で2012年、最遅で2011年。

この時計差は何と2秒もある。

しかも同じ良馬場開催なのに。


2012年は、ローマンレジェンドやエスポワールシチーなどのG1級の出走メンバーが名を連ねていた。

しかし、2011年はランフォルセやオーロマイスターなどのG3級のメンバーだった。

このレベルの違いが走破時計の違いになっていると思っていいだろう。


よって、今年は限りなくG1級に近いレベルだと想定できるだろうから、

参考にするのであれば、2012年の内容を参考にするのが良いように思う。


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■ 2012年 エルムステークスを振り返る
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(レース映像)


(レース結果)
1着 5枠5番:ローマンレジェンド(1番人気)
2着 8枠11番:エスポワールシチー(2番人気)
3着 7枠8番:グランドシチー(6番人気)


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(ラップタイム)
6.6 - 11.0 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 12.3 - 11.6 - 12.4



レースは、逃げたエーシンモアオバーが淀みのないペースを作り出す。

2着のエスポワールシチーは道中3番手。

1着のローマンレジェンドはエスポワールシチーをマークする形。

上記のラップタイムを見ても、全てのラップで12秒前半よりも速い。

持久力を問われるレースでもあったことが読み取れる。


レース内容に戻るが、淀みないペースで3コーナーを過ぎ、

そこから、ローマンレジェンドが動き始める。

加速し出すと他の馬が止まって見えるのも、実力が1つ抜けている証拠。

4コーナーを回る時にはもうエスポワールシチーと一騎打ちの形になっていた。

そして、直線は2頭のデートヒートが繰り広げられ、

最後はローマンレジェンドがしぶとく喰らいつくエスポワールシチーをクビ差退けての勝利。

2頭から4馬身の差の3着にグランドシチーという結果になった。

走破時計の1分42秒2は、非常に優秀な時計だ。


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■ 2014年の想定
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ローカル競馬場の場合、直線が短く坂もないから、

直線勝負という形になることはほとんどない。

中央の競馬場でレースをしていた馬もローカルコースだと、いつもと違ったレースをすることがほとんど。

力のある馬がロングスパートをするから、力量差というのはおのずとはっきりしてくるだろう。

ただ、今回は有力どころが何頭かいるから、その力関係がどうか。


逃げ馬のエーシンモアオバーは今年も健在だ。

先導役に導かれ、どんなレースになるのか、

どの馬が仕掛け役になるのか、

非常に楽しみなレースである。


そして、走破時計も良馬場で1分42秒台での決着になるのではないかと予想する。

何度も2012年のレースを見返し、2014年へのイメージを膨らませるのが

勝利への近道になるのでないかと思っている。


是非とも良馬場でできるように天気は晴れて欲しい。

非常に楽しみな1戦だ。

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