2014年のオークスは絶対的な主役がいる。

そう、『ハープスター』だ。

もう強いのはみんな知っている。

桜花賞では直線だけで17頭をごぼう抜きするという離れ技を見せ、

そのインパクトは、まだまだ記憶に新しいところ。

オークスの焦点は、ハープスターがどんな勝ち方をするのか、その1点に尽きる。


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■ もっと先を見据えてしまう
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ハープスターに関しては、とにかく無事にいって欲しい。

そう思っている人が多い事だろう。

そして、早く古馬との対戦も見てみたいというのも今後の大きな楽しみだ。

”3歳戦は、勝つのが当たり前”ってみんな思ってるだろうし、

暗黙の了解になってしまっている気がする。


だから、現時点で牝馬最強と思われる「ジェンティルドンナ」との物差しでレースを観戦したい。


それにしてもジェンティルドンナのオークスは強かった。

偶然にも、その時の鞍上がハープスターと同じで川田将雅。

だからどちらが強いかは彼の中で、ある程度答えは出ているのではないかと思う。

そして、本番もジェンティルドンナに騎乗したときのような乗り方をするのではないかと思う。


ジェンティルドンナが勝利した2012年のオークスを振り返ってみたいと思う。


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■ 2012年オークス
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(レース映像)


⇒ レースの詳細結果はこちらをクリック

(ラップタイム)
12.6 - 10.9 - 11.6 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 11.8 - 11.8


2012年のオークスは、とても時計の速い決着となった。

"2分23秒6" という驚異的な時計。

過去20年を遡ってもダントツに速い。


通常の2400m戦となれば、13秒台のラップをどこかで刻むことが普通なんだけど、この年のオークスでは全くそれがなかった。

前半の1000mは59.1秒と少し速めの平均ペース。

そこからペースが落ちることなく2000m通過タイムは2分0秒とこれまた速い。


ジェンティルドンナは道中、中団よりも少し後ろで折り合いをつけて進められる。

直線では、外に持ち出して追い出しを開始される。

鞍上の川田もすごい落ち着いた騎乗だったように思う。

直線入り口では前と大きな差があったにも拘わらず、残り200m地点ではもう先頭に躍り出ようとしていた。

ただ1頭のヴィクトリーロードを進んでいるかのような感じ。


まるでお父さんのディープインパクトを思わせるようなバネの利いた走りを見せていたね。

”飛んでいた”って感じ(^^)。


終わってみれば、最後は2着に5馬身という決定的な差をつけて勝利を飾っていた。

ディープインパクトもダービーでは5馬身という同じ着差で勝利を収めた。

血は争えないようになっているのかな。

そう感じてしまうね。


それにしても、これだけ強かったジェンティルが3番人気だったとは・・・


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■ ハープスターもディープインパクト産駒
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今年の東京コースの芝の状態は非常にいいし、時計もまだまだでる芝の状態。

ヴィクトリアマイル(G1)も1分32秒台と速い時計の決着となったし、

その前日の京王杯スプリングC(G2)も1400m戦で1分20秒を切る時計の決着となっていた。


そして、今年のオークスも時計勝負を期待したい。


注目したいところは、ジェンティルドンナと同じく、ハープスターのお父さんもディープインパクトだということ。

ハープスターの場合は、絶対的な能力で距離はカバーできると思うけど、

近親にダービー馬のアドマイヤベガなどもいるし、血統的な面から見ても大丈夫じゃないかと思える。

特に不安を感じる要素が1つも見当たらない。


だから、個人的にはジェンティルドンナと同じように5馬身差をつけて勝つんじゃないかと思っている。




そして、ジェンティルドンナもドバイのG1を勝利して調子を取り戻しているだけに、

年内の牝馬最強決定戦を是非見てみたいと思う。

今年は楽しみの尽きない1年になりそうだ。

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