競馬では近走で凡走続きの馬が突然好走したりするから難しい・・・

そう感じている人もきっと多いことだろうと思います。

そして、好走の要因に辿りつくのはもっと難しい・・・

これが競馬の奥深いところですね。

いつも当たり馬券をすり抜けていくので悩ましい・・・(-_-;)。

距離短縮効果・距離延長効果

人気が無くても好走した2頭


万馬券への最大の近道は人気薄の馬の好走要因を紐解くことだと言って過言ではないと思います。

2016年の2月の1週目のレースで、人気薄の馬が1着に好走した2頭の馬がいるので、その2頭に焦点を充てて話してみたいと思います。

対象レースは以下の2レース。

<1頭目>
日付 2016年2月6日(土)
レース 東京12R(1000万定量)
距離 (芝)1400m
馬名 レッドルモンド
性・年 牡4歳
着順 1着
人気 7番人気(20.5倍)

<2頭目>
日付 2016年2月7日(日)
レース 東京10R(1600万定量)
距離 (芝)2400m
馬名 リヤンドファミユ
性・年 牡6歳
着順 1着
人気 6番人気(14.0倍)

この2頭はご覧のとおり、単勝オッズがそれなりにおいしいオッズで、是非とも射止めたい馬達。

この2頭の好走要因はまったく対照的となりますが、まずはレッドルモンドの方から見ていきたいと思います。

距離短縮効果の詳細


レッドルモンドのローテーションは休み明け3走目の中1週での競馬。

前走は10着で勝馬から1.2秒差と1000万クラスでは頭打ちしているような印象を受ける馬。

しかし、この馬はデビューしてから1400mという距離のレースを使ったことがありません。

<近5走のレース距離>
1走前 1600m (10着)
2走前 1600m (5着)
3走前 1800m (11着)
4走前 2600m (9着)
5走前 2000m (1着)

5走前の2000m戦で500万クラスを1着となり、4走前から1000万クラスのレースを使っています。

1000万クラスでは、力が通用していない感じを受けます。

4走前に2600mの距離を使っていて、9着と大敗しています。

普通に考えれば、距離が1400mになったところでも力不足と見なして馬券の対象から外したくなるところ。

ですが・・・

激走して1着となりました。


この結果に対して、近走のローテーションや状態などからは普通には説明することはできないように思います。

しっくりくる理由としては、

”適性距離で本来持っているポテンシャルを最大限に発揮することが出来た”

とするのが筋のように思えます。


調べてみると、レッドルモンド以外にも距離短縮したことにより、今まで頭打ちだった馬が好走している例はたくさんあります。

ただし、この距離短縮効果ですが、気を付けないといけないことがあります。

それは単に前走からの距離短縮ではないということ。

できれば、短縮した距離が初めてというのがベスト。

それ以外であれば、直近1年位の間は当該距離を使っていないことがベターと言えるでしょう。

これは、多くのデータを調べて得た私の所感です。

そして、もう1つ。

キャリアの多い高齢馬には効果があまりない、というのもデータを見て感じた気になる点です。

これは、馬は歳を重ねる毎にズブくなりやすいということに直結しているからでしょう。


是非、予想の際は見落とさずにチェックしてみてはいかがでしょうか。


では、次はもう1頭のリヤンドファミユについて見ていきましょう。

距離延長効果の詳細


リヤンドファミユといえば言わずと知れた良血馬、ドリームジャーニー、オルフェーヴルと同配合。

同配合ながら大きな差がでているのが競馬のまた奥の深いところかも知れません。

さて、このリヤンドファミユですが、2016年2月7日の東京10Rにおいて6番人気で1着となりました。

ローテーションは前走から約2カ月の間隔を開けての出走。

調教はしっかり乗り込まれており、仕上がり面に不安はありませんでしたが、時計面からは絶好調と言える要素は感じられませんでした。

近5走の距離と成績は

<近5走のレース距離>
1走前 1800m (6着)
2走前 2000m (8着)
3走前 2000m (17着)
4走前 1800m (6着)
5走前 2000m (11着)

上記結果は全て1600万クラスでの着順で掲示板にすら乗っていません。

近走の結果を見る限りは馬券の対象から外したくなります。

年齢も6歳と早くも衰えが来たと言っても否定するのが難しいくらい・・・

ですが、

激走して1着となりました。


リヤンドファミユはデビューしてから2400mという距離のレースを使ったことがありません。

この結果に対してレッドルモンド同様、近走のローテーションや状態などからは普通には説明することはできないように思います。

やはり

”適性距離で本来持っているポテンシャルを最大限に発揮することが出来た”

ということに尽きると思います。


調べてみると、リヤンドファミユ以外にも距離延長したことにより、今まで頭打ちだった馬が好走している例はあります。

気を付ける点は距離短縮効果の時と同様で、今回が当該距離を初めて使うというのがベストという点。

是非、予想の際には距離延長効果を見落とさずにチェックしてみてはいかがでしょうか。


まとめ


調教師や所有者は血統面や体型からレースの距離を選択していることだと思います。

ですが、同じ血統の馬がいても同じような能力で走れる訳ではないので、適性距離が大きく違ってもおかしくはありません。

あくまで競馬予想の原則は

『状態×展開×ポテンシャル』

の3つの概念で成り立っていると思います。


原則に則った上で、『距離短縮効果』『距離延長効果』の重み付けをして予想してみてはいかがでしょうか。


最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

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