1月31日(日)の中京6Rの500万クラスのダート1200m(重)戦について振り返りたいと思う。

ブリンカー着用馬

このレースの結果は以下の通り。
着順 馬名 人気
1着 タマモイレブン 1番人気
2着 メイショウアバラガ 2番人気
3着 ウエスタンニンジャ 13番人気
3連複 15,740円
3連単 57,970円

上位人気の馬と全然人気のない馬の組み合わせ。

特段配当が高いという訳でもなく、上位人気の馬から流している人はおいしい馬券だったかも知れない。

ただ、このレースで着目したいのは3着のウエスタンニンジャ。

この馬、13番人気でなかなか手が出なかった人も多い様に思う。

1走前:7着(0.9秒差)
2走前:6着(0.8秒差)
3走前:11着(1.3秒差)
4走前:14着(1.5秒差)
5走前:11着(1.3秒差)

と近走の着順からは当然、手が出し辛い結果。

しかし、現実はこの馬が3着なのだ。


予想する側からすれば、同様のケースになったときにこの様な人気薄の馬を買えるようにしないといけない訳で、深く掘り下げて買い材料を持っておく必要があるだろう。

こんな偉そうに書いている私自身、このウエスタンニンジャの馬券は持っていなくて悔しい想いをした。

だから、考えに考え、ようやく複合的なファクターで成り立っていることに気が付いた。(と勝手に解釈している)


ウエスタンニンジャが3着に来たファクターとは?


ウエスタンニンジャの好走を後押しした要因としては、

①重馬場
②好調教
③ブリンカー

の3つかなと思う。

<①重馬場について>
これは、深い話になるのだがペース・コース形態・馬場・脚質の4つを複合的に見る必要がある。

詳細についてはまた別で記事にしようと思うのだけど、中京コースで500万クラスの1200ダート戦で重馬場の時は、差し、追込み脚質に有利に働き易いと覚えておこう。

ウエスタンニンジャはうまく内を立ち回ったのもあるけど、道中は11番手の後方を進んで見事最後は足を伸ばした感じだった。

しかし、この重馬場の助けだけでは、近走の内容からはとても足りない。


<②好調教について>
ウエスタンニンジャは叩き2走目の中2週というローテーションだった。

調教内容は、以下の画像の通りで坂路で快調に動けている感じだった。

(ウエスタンニンジャの調教内容)
ウエスタンニンジャの調教内容

状態面は2走目の上積みを大きく感じさせており、かなりいい状態であると見て取れた。

ただ、これだけでも近走の成績からはやはり足りない。


<③ブリンカーについて>
ブリンカーは3走前から着用していて、大きな新鮮味はない。

ブリンカー着用馬がどれくらいの成績を残しているのか、成績をTARGETで調べてみた。

(過去1年のブリンカー着用馬の成績)
勝率 連対率 複勝率
5.4% 11.0% 16.7%
ダート 6.5% 12.7% 19.9%

という結果だった。

効果がある馬にはあるが、効果がない馬にはない、という数値ではないかと捉えられる。

ただ、ブリンカーを着用しているからといって、毎回買うのも非常に困るところである。

それにウエスタンニンジャの場合、3走前から着用しているのだから、これだけでは大きな効果があったとは思えない。


しかし、3走前まで遡って調教を見てみると、内容は普通の追い切り内容で、”好調教”と言えるものではなかった。

この点が今回と大きく異なる。

要は今回は初めていい状態の時にブリンカーを着用したと言える。

まとめ


以上の内容から、1つ1つのファクターを単独で見ると、そんなに大きな要因になったとは思えない。

しかし、「重馬場+好調教+ブリンカー」という3つのファクターが組み合わさると覚醒した結果になっている。

個人的には重馬場という条件を除いた「好調教+ブリンカー」という2つのファクターが大きな効果をもたらしていると感じている。

なぜなら、重馬場は他の差し馬や追込み馬にとってもプラス材料となるはずだから。

それに、ブリンカー本来の使用目的はその馬の持っている潜在的な能力を最大限に引き出すため。

良い状態のときに今まで見せなかったパフォーマンスを見せるのはしごく当然な結果に思えてならない。


今後も引き続き「好調教+ブリンカー」の馬が出走していたら注視して見ていきたいと思う。

競馬の奥深さをまた痛感させられたレースでした。


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

※上記内容はあくまで個人的な見解なので、ご了承ください。

【調教展望】京都11R きさらぎ賞(G3)(2016年)

【調教展望】京都11R シルクロード(G3)(2016年)

comment iconコメント 数 0

コメントの投稿