どうも、システマです。

今、自分の中で調教内容を競馬予想に活かす上で、どう切り分けていこうかをまとめているところなので、文字に起こしていつでも復習できるようにしておこうと思っています。

あくまでも個人的な主観なので、参考程度に読んでいただければと思います。


まず、大きな概念として、

・①調教内容が良かった馬
・②どちらとも言えない馬
・③調教内容が悪かった馬

の3つに分類できると思います。

個人的な論点で整理したいのが、①調教内容が良かった馬

の扱いをもっと細分化しておきたいというのが本音。


■ ①調教内容が良かった馬

調教内容が良かった馬を全頭プラス加点で見ても、結果に結び付かないのは感覚的に分かっている。

だから、どの馬をプラス加点して、どの馬をプラス加点しないのか、しっかりと切り分けておきたい。

まずは大前提として、調教が良かった馬というのはレースを迎えるにあたり、能力を最大限発揮できる態勢が整った馬と言えるだろう。

その上で以下のように切り分けたい

 <プラス加点対象の馬>
 ・年齢が若く、まだ成長が見込める馬(目安 2~4歳)
 ・レースキャリアが浅い馬(目安 2~4歳:15戦位迄、5~6歳:10戦位迄)

 上記2つの条件はあくまで目安だが、上記条件を満たしている馬で調教内容が良い場合はプラス加点で予想に反映させるべきだと思う。

 1頭1頭の成長期は異なるのだが、だいたい馬が肉体的に成長するのは、牡馬・牝馬ともに4歳の後半時期くらいまでのように感じる。(牝馬はもう少し早いかな。)

 5歳以上の馬であれば、長期休養を余儀なくされている馬で、キャリアが少ない馬が該当するだろう。

 だから、年齢とレースキャリアの相関は切り離すことができないと思う。

 具体的な感じで言えば、2~4歳であれば、レースキャリアが15戦くらい迄を目処にして、調教内容が良かった馬はプラス材料として見てもいいだろうと思う。

 5~6歳の馬の場合はレースキャリアは10戦くらい迄を目処にしたらいいのではないかと思う。

 昨今は馬の高齢化も進んでいる感じがあるけど、7歳以上でキャリアが浅い馬というのはほとんど見かけることがないので7歳以上は対象外にしたいと思う。

 上記に2つを満たしている馬は予想をする上でプラス材料に捉えても問題ないのではないかと思う。


 逆に注意したいのはレースキャリアが豊富な馬で調教内容がメチャメチャ良い馬がいても、それは状態面が良いだけで、成長が見込めるということではないということ。

 安易に調教内容が良い馬を見つけたとしても、年齢やレースキャリアは必ずチェックして予想に加味すべきだろう。


 後もう1点、留意すべきところがあると感じている観点がある。

 それは、距離延長だ。

 例えば、調教内容が良い馬で1200mを中心に使われていた馬が、1600m戦に出てきたとしても、距離を克服できるかどうかはまた別問題。

 ここは慎重に考える必要がある。

 単純にプラス加点をしてら痛い目に合うだけだ。


 <プラス加点対象にならない馬>
 ・年齢的に成長が見込めない馬
 ・レースキャリアが多く、今後の成長が見込めない馬

 次は、調教内容が良くても、プラス加点にならない馬。

 それは、上記のプラス加点の対象にあてはまらない馬だ。

 要は、レースキャリアが豊富で成長が見込めない馬は、調教内容が良くてもそこまで気にすることもないということ。

 キャリアが豊富ということは、どこかのクラスで足止めされてるってことだ。

 例えば500万クラスを卒業するのに10戦以上要している馬が、その後、1000万、1600万をすんなり勝てるなんてことは非常に稀なケースだろう。

 だから、そのような馬達は、単に”調教で動く馬”という位置づけとして捉えよう。


■ ②どちらとも言えない馬

調教内容が良くもなく、悪くもない馬はほとんどの馬が該当することだろう。

基本的にきちんと乗り込まれていれば、レースでは力を発揮するだろう。

だから、何も気にすることなく、調教以外のファクターで予想を組み立てるべきだろう。


■ ③調教内容が悪かった馬

調教内容が悪かった馬は基本的には減点対象だ。

中間に一頓挫あって、2週間乗り込みが出来ない期間があった、などの馬達は問答無用で減点対象だ。

こういったケースはたまに見かけるので、競馬新聞で調教内容をチェックする際は注意深く見ておこう。

単純に人間側の過信が生んでいる事象だろう。


それ以外に注意しておくべき点は、時計が遅い馬だろう。

いつもそれなりに調教で動いている馬が今回に限り全然動かなかった場合は、調子が良くないということだろう。

こういった馬は減点対象にして問題ないと思う。


それ以外に坂路やコースで全体の時計が速くないのに、ラスト1Fに14秒以上かかってたりする馬がいる。

これは個人的にだが、しっかりと毎週乗り込まれていれば特に気にする必要はないのではないかと思う。

俗に言う、”調教で動かない馬”という位置づけとして捉えるようにしている。


調教で動かない=調子が良くない

とはならないだろう。



以上、調教内容を競馬予想に活かす上で、どう切り分けていくかということをまとめてみました。

アプトプットすることにより自分の整理ができたような気がします。

参考になればうれしいです。


よく、1週前追切り内容を評価したり当週の追切り内容を評価したりするブログを見かけますが、

調教過程は、点で見てもあまり意味があるとは思えないので、あくまで調教が動いた・動いてない、という言葉に惑わされないようにしたら良いのではないかと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


競馬では近走で凡走続きの馬が突然好走したりするから難しい・・・

そう感じている人もきっと多いことだろうと思います。

そして、好走の要因に辿りつくのはもっと難しい・・・

これが競馬の奥深いところですね。

いつも当たり馬券をすり抜けていくので悩ましい・・・(-_-;)。

距離短縮効果・距離延長効果

人気が無くても好走した2頭


万馬券への最大の近道は人気薄の馬の好走要因を紐解くことだと言って過言ではないと思います。

2016年の2月の1週目のレースで、人気薄の馬が1着に好走した2頭の馬がいるので、その2頭に焦点を充てて話してみたいと思います。

対象レースは以下の2レース。

<1頭目>
日付 2016年2月6日(土)
レース 東京12R(1000万定量)
距離 (芝)1400m
馬名 レッドルモンド
性・年 牡4歳
着順 1着
人気 7番人気(20.5倍)

<2頭目>
日付 2016年2月7日(日)
レース 東京10R(1600万定量)
距離 (芝)2400m
馬名 リヤンドファミユ
性・年 牡6歳
着順 1着
人気 6番人気(14.0倍)

この2頭はご覧のとおり、単勝オッズがそれなりにおいしいオッズで、是非とも射止めたい馬達。

この2頭の好走要因はまったく対照的となりますが、まずはレッドルモンドの方から見ていきたいと思います。

距離短縮効果の詳細


レッドルモンドのローテーションは休み明け3走目の中1週での競馬。

前走は10着で勝馬から1.2秒差と1000万クラスでは頭打ちしているような印象を受ける馬。

しかし、この馬はデビューしてから1400mという距離のレースを使ったことがありません。

<近5走のレース距離>
1走前 1600m (10着)
2走前 1600m (5着)
3走前 1800m (11着)
4走前 2600m (9着)
5走前 2000m (1着)

5走前の2000m戦で500万クラスを1着となり、4走前から1000万クラスのレースを使っています。

1000万クラスでは、力が通用していない感じを受けます。

4走前に2600mの距離を使っていて、9着と大敗しています。

普通に考えれば、距離が1400mになったところでも力不足と見なして馬券の対象から外したくなるところ。

ですが・・・

激走して1着となりました。


この結果に対して、近走のローテーションや状態などからは普通には説明することはできないように思います。

しっくりくる理由としては、

”適性距離で本来持っているポテンシャルを最大限に発揮することが出来た”

とするのが筋のように思えます。


調べてみると、レッドルモンド以外にも距離短縮したことにより、今まで頭打ちだった馬が好走している例はたくさんあります。

ただし、この距離短縮効果ですが、気を付けないといけないことがあります。

それは単に前走からの距離短縮ではないということ。

できれば、短縮した距離が初めてというのがベスト。

それ以外であれば、直近1年位の間は当該距離を使っていないことがベターと言えるでしょう。

これは、多くのデータを調べて得た私の所感です。

そして、もう1つ。

キャリアの多い高齢馬には効果があまりない、というのもデータを見て感じた気になる点です。

これは、馬は歳を重ねる毎にズブくなりやすいということに直結しているからでしょう。


是非、予想の際は見落とさずにチェックしてみてはいかがでしょうか。


では、次はもう1頭のリヤンドファミユについて見ていきましょう。

距離延長効果の詳細


リヤンドファミユといえば言わずと知れた良血馬、ドリームジャーニー、オルフェーヴルと同配合。

同配合ながら大きな差がでているのが競馬のまた奥の深いところかも知れません。

さて、このリヤンドファミユですが、2016年2月7日の東京10Rにおいて6番人気で1着となりました。

ローテーションは前走から約2カ月の間隔を開けての出走。

調教はしっかり乗り込まれており、仕上がり面に不安はありませんでしたが、時計面からは絶好調と言える要素は感じられませんでした。

近5走の距離と成績は

<近5走のレース距離>
1走前 1800m (6着)
2走前 2000m (8着)
3走前 2000m (17着)
4走前 1800m (6着)
5走前 2000m (11着)

上記結果は全て1600万クラスでの着順で掲示板にすら乗っていません。

近走の結果を見る限りは馬券の対象から外したくなります。

年齢も6歳と早くも衰えが来たと言っても否定するのが難しいくらい・・・

ですが、

激走して1着となりました。


リヤンドファミユはデビューしてから2400mという距離のレースを使ったことがありません。

この結果に対してレッドルモンド同様、近走のローテーションや状態などからは普通には説明することはできないように思います。

やはり

”適性距離で本来持っているポテンシャルを最大限に発揮することが出来た”

ということに尽きると思います。


調べてみると、リヤンドファミユ以外にも距離延長したことにより、今まで頭打ちだった馬が好走している例はあります。

気を付ける点は距離短縮効果の時と同様で、今回が当該距離を初めて使うというのがベストという点。

是非、予想の際には距離延長効果を見落とさずにチェックしてみてはいかがでしょうか。


まとめ


調教師や所有者は血統面や体型からレースの距離を選択していることだと思います。

ですが、同じ血統の馬がいても同じような能力で走れる訳ではないので、適性距離が大きく違ってもおかしくはありません。

あくまで競馬予想の原則は

『状態×展開×ポテンシャル』

の3つの概念で成り立っていると思います。


原則に則った上で、『距離短縮効果』『距離延長効果』の重み付けをして予想してみてはいかがでしょうか。


最後まで読んで頂きましてありがとうございます。