5月8日(日)に行われるNHKマイルについて、事前検討をしてみたいと思う。

東京競馬場は5月1日(日)の芝のレース結果を見る限り、走破時計が非常に速いことが分かる。

当日良馬場でレースが開催されるようであれば、かなり時計の速いレースになると想定される。

要は芝の状態は”高速馬場”だということ。

仮柵移動はなくAコースでの開催だが、直線の内側がそれほど荒れていないため、高速馬場に対応できる馬が馬券に絡むことは間違いないだろうと思う。



(復活願う メジャーエンブレム)

高速馬場の概念を紐解く


そもそもの話になるが、高速馬場の概念を頭の中に入れておかないとやはり厳しい面があるように思う。

高速馬場を紐解く上で、

① 走破時計全体が速くなる
② 前半のラップも速くなるが後半のラップも速くなる
③ 距離ロスをするとかなり響く

この3つが大きな分かれ目になるように思う。


①の走破時計全体が速くなる、ということはハイペースにはなりにくいということ。

前半のラップが速くなっても、後半のラップも速くなるから、全体的に見ればペースはそこまで上がり難いということ。


②の前半のラップも速くなるが後半のラップも速くなる、ということは追い込み馬にはかなり注意が必要だということ。

ラスト3F35秒で逃げていた馬が、ラスト3Fを34秒で逃げられるようになったら、差し・追込み場はかなりの負担が強いられる。

なぜなら、上り33秒を使える馬が、高速馬場だから32秒の上がりを使えるとは限らないから。

差し馬は仕掛け処一つで自分の位置取りを変えることができるだろうけど、追い込み馬は単に不利な条件になると思っていいだろうと思う。


③の距離ロスをするとかなり響く、ということは普通の馬場状態の時以上に距離のロスが大きく響くということ。

単純な話、時速10キロで進んでいるバス(普通の馬場)と時速20キロで進んでいるバス(高速馬場)だとどちらが追いつきやすいだろうか。

よって、外々を周る馬は多少なりとも不利だと捉えて問題ないように思う。


NHKマイルの登録馬に当てはめてみる


NHKマイルの登録馬の優先出走順位をみると、以下のようになっている。

(優先出走権)
(差)エクラミレネール
(追)ストーミーシー
(マ)ダンツプリウス

(出走可能登録馬)
(先)メジャーエンブレム
(差)トウショウドラフタ
(先)シュウジ
(追)ロードクエスト
(追)レインボーライン
(追)ブレイブスマッシュ
(差)オデュッセウス
(先)ティソーナ
(差)ブランボヌール
(先)イモータル
(差)シャドウアプローチ
(差)ペルソナリテ
(先)アーバンキッド
(差)オーヴィレール
(差)カネノイロ
(逃)シゲルノコギリザメ

シゲルノコギリザメは逃げ馬ながら、抽選突破出来なければ、メジャーエンブレムが逃げ馬になる可能性が高そうだ。

その他の登録メンバーを見渡すと、差し・追込みの馬が多く、差し馬は前半の位置取りに大きく左右されそうな感じを受ける。

人気になりそうなロードクエストは後ろから行くことが想定されるため、距離短縮は歓迎材料だろうけど、高速馬場はかなりマイナス材料だろうと思う。

天皇賞春の結果を見ても然り、後は枠順が大きく左右するのではないだろうか。


予想をするにあたっては、逃げ・先行馬にプラスの重み付けをするのか、差し・追込み馬にマイナスの重み付けをするのか、その調整が難しいところだと思う。


以上、5月8日(日)の東京競馬場の馬場状態が高速馬場であることを前提に検討してみましたが、当日の芝の時計は必ずチェックしておきたいところ。

個人的には高速馬場は非常に読み難いので、雨でも降ってある程度時計の掛かる芝の状態になることを願いたい。。。


最後まで読んで頂きましてありがとうございました。




「なんでそんな乗り方するんだよ~っ!!」

レース後に騎手への不満を口にしている人は多いだろうと思う。

確かに道中の折り合いや仕掛け処、直線の追いっぷりなど、レースでの騎手の役割は非常に重要だ。


自分も毎レース、下手に乗った騎手や上手に乗った騎手の名前を心の中で唱えてしまう・・・。


だけど、競馬の予想って事前に誰が騎乗するかは分かっているし、それも含めて予想だということを認識しないといけない。

だから騎手が下手に乗ったとしても、それはいい訳にはならない。

その馬に賭けていた自分が悪いと認識しないといけない。


ということで、騎手を判断していく指標について書いてみたいと思う。

なぜなら、騎手を考慮することは競馬予想をしていく上で大きな1つのファクターになると思っているから。


騎手はプラス材料? マイナス材料?


毎年リーディングを争う騎手でも毎レース良い騎乗ができることは”ほぼない”と思う。

だから、勝ち星がたくさんある騎手に対して、プラス材料と捉えて重み付けして考えるのは都合が良すぎるように思う。

しかし、勝ち星が少ない騎手の場合はどうだろうか?

勝ち星が少ない騎手というのは、普通に考えて腕が一級品ではない可能性が非常に高い。

もちろん好騎乗をして勝つこともあるだろうけど、あくまで馬の力で勝たせて貰っているレースが多いように感じる。

個人的な見解だけど、騎手というファクターを予想に含めるときは、まだまだ騎乗技術が不安定な騎手をマイナスに捉えて予想に加味するのが良いのではないかと思っている。


減量騎手は別で考慮すべき?


減量騎手と言われている騎手は

・免許の通算取得期間が3年未満
・通算勝利数が100勝以下

上記両方の条件を満たした場合、別定戦や定量戦に出走した場合に斤量の恩恵がある。

しかしそれは裏を返せばまだまだ腕が未熟だからハンデを貰っている、ということだ。

ハンデを貰っているのであれば、ある程度は補完はできていると考えることが出来る。


3年超の勝ち星が少ない騎手はマイナス?


論理的な見解をすれば、騎手免許の通算取得期間が3年以上で勝ち星が少ない騎手は必然的にマイナス材料として捉えていいのではないだろうか。

やはり勝負の世界だし、判断材料の1つとして勝利数というものをそのまま騎乗技術にあてはめてみる考え方もありだと思う。

あくまで個人的な見解だけど、私はいつも以下の騎手たちが騎乗する馬は多少割り引いて考えるようにしている。

以下のそれらに該当するであろう騎手たちをピックアップしてみた。


(2015年3月17日現在の通算JRA勝利数)
騎手 勝数 初騎乗
五十嵐 雄祐 119勝 2002年
石神 深一 96勝 2001年
伊藤 工真 85勝 2008年
岩部 純二 128勝 1994年
上野 翔 40勝 2004年
大江原 圭 11勝 2008年
大下 智 16勝 2007年
大庭 和弥 112勝 2001年
小野寺 祐太 20勝 2009年
嘉藤 貴行 119勝 2000年
金子 光希 50勝 2000年
小坂 忠士 134勝 2001年
小島 太一 44勝 2005年
佐久間 寛志 48勝 2003年
柴田 未崎 83勝 1996年
菅原 隆一 6勝 2010年
鈴木 慶太 8勝 2003年
高嶋 活士 0勝 2011年
竹之下 智昭 81勝 1998年
田中 健 87勝 2007年
中谷 雄太 93勝 1998年
長岡 禎仁 28勝 2012年
難波 剛健 82勝 2001年
畑端 省吾 42勝 2000年
花田 大昂 11勝 2011年
平野 優 28勝 2010年
黛 弘人 94勝 2006年
水口 優也 26勝 2010年
森 一馬 30勝 2011年


※障害専門と思われる騎手は除いている


お断りをしておくが、上記の騎手たちを非難しているのではない。

単に勝ち星が少ないため、個人的に予想の際に多少割り引いて考えている、というだけである。

競馬予想をする際に騎手をどのように考えて加味していくかという観点から参考になれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。